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KA·RA·DA 365

整体師のアドバイスがセルフケア商品に「寝ながら骨格サポートまくらEX.」のこだわり

整体師は、「お客様がサロンに来られない時間もパーソナルケアを行いたい」という想いがあります。
そんな、寄り添う想いから当社は「KA・RA・DA 365」プログラムを立ち上げ、お客様の健康に365日朝・昼・晩、寄り添う「トータルヘルスケアカンパニー」として、健康と予防の推進に力を入れています。
主力商品である「寝ながら骨格サポートまくらEX.」は、2012年に初代がデビューして以来、販売歴が10年目となるロングセラー商品です。
カラダファミリーブランドが、まず着目したのが、人生の3分の1の時間を使うと言われる「睡眠時間」。
サロンで身体を整えたあとも、睡眠時間で元に戻ってしまったらもったいない。そこにも、整体師たちの熱い想いがありました。

この「寝ながら骨格サポートまくらEX.」について、当社ファクトリージャパングループ(以下FJG、当社)のセルフケア事業責任者である濱﨑恵子さんと、実際にお店(以下サロン)でお客様の反応を知るカラダファクトリー北千住マルイ店の店長の小栗裕斗さん、また、枕の製造をしてくださっている株式会社ルナール原中様にお話を伺いました。

FJG商品開発責任者 FJG取締役 濱﨑恵子 さん「整体師がお客様にアドバイスしているコト」を商品にすることがテーマ

2018年10月にカラダファミリーブランドを運営するFJGに入社し、セルフケア商品を担当しています。
FJGの第一印象は、お客様やスタッフを一番に考える、とても人間味のある会社だなというものでした。私自身も、カラダファクトリーには、しばらく関係者であることを伏せて通っていたのですが(笑)純粋にすごいサロンだなと思っていましたね。
施術をしてもらうために行くのですが、寝かせることをしないんだな、というのが率直に驚き。リラックスしてひと眠りしていただくのが目的ではないんですね(笑)。
肩や腰、つらいところ、大丈夫なところを感じさせてくれる、整体師であるスタッフの知識も技術も本格的ですし、何よりお客様を優先し、寄り添う優しさ、ホスピタリティのある姿勢を本当に尊敬しています。
当社で物販(セルフケア商品)事業に取り組むことになりましたが、私としては、モノありきではなく、整体師のみなさんが日頃お客様に対しアドバイスしていること、この「想い」を形にしたいと思っています。

メイドインジャパン。ミリ単位を実現し、精緻な仕上げになりました。

大学卒業後は、キューサイ株式会社(ヘルスケア、スキンケア商品等の製造・販売)に新卒入社し、これまで商品の開発業務と製造現場、通販事業の立ち上げをやってきました。
サロン事業は、健康と予防に携わります。「コト(サロンの時間)」と「モノ」が融合できる、大いなる可能性を秘めた事業。ストーリーになっているし、流れとしてご提供できる。かなり稀有な存在だと思うのです。
整体サロン「カラダファクトリー」という確立した技術・ブランドがあるので、やはりそれが活かされ、最終的には他にはないもので、全方位でお客様をサポートするものでなければならない。品質やベネフィットは絶対だと思っています。
「寝ながら骨格サポートまくらEX.」は、整体師たちのサロンの動きを全部追って、試作品を何度も作り直し、整体師たちが納得いくまで突き詰めて開発をしました。
だからこそ、自信をもっておススメ出来ます。

整体師がお店でアドバイスしている内容を商品にし、同時に、みなさんが納得できるデータも提供したい

サロンでは、整体師がお客様に、「睡眠時に、普段の枕にタオル1枚入れればちょうどいい高さになりますよ」などとアドバイスしています。
でも、実際にご自宅に帰り、寝るときになると、タオルを入れることを忘れてしまったり、正しい高さなのか分からなったりする。また、タオルを入れても寝ている時に動いてしまうこともあります。
せっかくの丁寧なアドバイスだけど、実現しづらい。それなら、アドバイスの情報を兼ね備えた商品を提供させていただくほうがいい。

整体師がお客様にお伝えしているアドバイスを具現化している商品でなければならない。何度もベテラン整体師に見てもらい、試してもらい、作り直し判断してもらいました。そして、自信をもっておススメできるよう、しっかり商品を理解して欲しい。そのため、研究機関で、客観的に体圧分散や、気道の確保も機械で計りました。計測、数値的根拠も収集しています。

素材から縫製でミリの単位調整するこだわりをもつパートナー企業様との出逢い

ルナール株式会社様と、和歌山県にある工場では、本当に細かい作業で丁寧に仕上げていただいています。
例えば、チャックは内包しているし、ほつれが出ないように1回で縫い合わせるなど。裏返すと分かりますが、洗ったときにほつれないように工夫されています。
こういう細かい作業の背景にあるのは、使う方に対する「想い」です。洗う時に毛玉ができたり、ほつれがないようにするとか、ごみを増やさない、不快感を持たれないようにとか。これは日本人ならではの感覚だと思います。

この枕は、頭だけでなく首・肩・肩甲骨全体をサポートする仕様で、首のラインは独特なカーブを描いています。これをミシンで丁寧に縫っていただいているのです。
そのため月間で出来る数は限りがあり、市場に流通する数が少ないのですが、
正直に言って、あの環境とこの工夫で、この価格はすごいことだと思います。

お客様の健康を365日寄り添うプロジェクト、「KA・RA・DA365」 朝・昼・晩、様々な生活シーンをサポートする商品を揃えていきます

当社は、今までオリジナルのセルフケア商品を開発してきました。
どの商品にも背景があり、担当や製造者の想いがつまった質の高い商品です。
これから、さらにラインナップ整理し、シンプルで用途が分かりやすく、お一人お一人に的確にフィットできるようにして参ります。
FJGは2021年、創業20周年を機に、お客様の健康を365日寄り添うプロジェクト、「KA・RA・DA365」を始動しました。
まずはサロンにご来店いただいたお客様に、整体師がしっかりおススメできるようA.P.バランス?に関連したアイテムを展開します。これからも、朝・昼・晩、衣・食・住、静・動、様々な生活シーンをサポートする商品を揃えて参りますので、ぜひ楽しみにしていていただけたら幸いです。

―カラダファミリーブランドで「寝ながら骨格サポートまくらEX.」の販売実績が2021年トップクラスとなるカラダファクトリー北千住マルイ店の店長、小栗裕斗さんにお話を伺いました。

カラダファクトリー北千住マルイ店では、スタッフ全員が「寝ながら骨格サポートまくらEX.」を使っています。

カラダファクトリー北千住マルイ店の店長 小栗裕斗さん

私を含めて、スタッフ全員がこの枕を使っていて、良さを実感しています。
強みは、肩から乗れるという部分だと思います。
ご来店いただくお客様は、デスクワークやスマホ作業で、肩や背中が前のめりになっている方が多いのですが、例えば小さめの枕ですと、首だけで寝ている。寝ている姿勢を見ると首や肩に負担が大きいのではないかと思います。

写真:カラダファクトリー北千住マルイ店 スタッフのみなさん

一日の中で、全身をリラックスするべき「睡眠時間」で、肩の力が抜けないとか、その間ずっと身体に力が入っているわけです。
例えば、反り腰の方は、ただ横になるだけですと寝たときに腰が浮いている状態という方が多いんですね。そういう方も、肩の力が抜けると、背中全体の力が抜け、腰の負担が減るんです。そのため、どんな身体のお悩みであってもおすすめできます。
ずっと使っている枕であっても2年以上経過するとクッションやわたが劣化することもありますし形状が変化してしまうこともありますので、1度きりではなく使い始めてお時間が経過した方にもお声掛けさせていただいていますね。

お客様の中には「硬い枕が好みなんです」とか、「厚い(高い)のではなくて薄い(低い)方がいいんです」という方もいるんですが、筋肉の緊張度が高い可能性がありますね。
いまの硬い身体の状態に、枕(の趣向)を合わせているのではないかなと。
日中にどうしてもパソコン作業など前のめりの状態が続くとなると、首や肩は前に行きますよね。そうすると高い枕を求めたり、ストレートネックだと低い枕が良いと感じたりしてしまいます。

睡眠では、ちょうど良い高さの枕で、しっかり全身の力を抜いて休息できることが大切です。

よくお客様に、どんな枕の高さやサイズがいいかと聞かれます。
当店では、ベッドに横向きで寝ていただいて、枕を使った時に背骨がそのまま真っ直ぐに寝れているかなどを見せていただいたり、今使っていらっしゃる枕について伺って、アドバイス出来ることもありますね。
ちょうどいい枕の高さを教えて欲しい、と言われる方もいらっしゃいます。何センチのものを使う方がいいですよ、とお答えすることも。それがお客様の枕選びの基準になるなら、それでもいいんです。お客様ご本人が納得して買っていただけるのが一番大切ですから。
使っていただいたお客様からは、1・2週間後にご来店いただくと、そういえば肩が楽だわとか、1週間くらいで馴染んだ、とおっしゃっていただくことが多いですね。

寝ているときに大切なのは、しっかり全身の力を抜いて、休息できること。リラックスして、呼吸が楽に出来て、全身のめぐりが良くなることですね。カラダファクトリーの整体で身体のバランスをニュートラル(どちらにも片寄らない状態)に整えて、そのままの姿勢でしっかり休息して欲しいと思います。

枕やネックプレスなど、ご自宅で、オレンジのロゴを見てカラダファクトリーを思い出し、身体に意識を持ってもらえたらいいですね。

セルフケア商品についてですが、お客様に週に1回来ていただいても、1時間程度で、お客様の普段の生活に私たち整体師の目があるわけではないし、お客様にアドバイスさせていただいても、お客様の意識だけでは補いきれないので、少しでも枕や商品でサポート出来るのはありがたいと思っています。

そして、オレンジのロゴをみることでカラダファクトリーを思い出してもらえたらいいですね。ネックプレスなどはオレンジ色ですし、日常のちょっとした瞬間に我々カラダファクトリーのことを思い出して、ご自身の身体に意識を持ってもらいやすいんじゃないかな、と思います。

―「寝ながら骨格サポートまくらEX.」の製造をしてくださっているFJGのパートナー、株式会社ルナール(大阪府大阪市)様は、大正14年創業の寝装品およびリビング関連商品の企画・製造・販売を手掛ける会社です。
理念は、《寝具を通じて、人々の健康を実現する》というものです。
株式会社ルナールで営業担当をされている原中様にお話を伺いました。

FJGのみなさんとは、10年来のお付き合いになります。常にお客様目線で、スタッフ目線ですね。

株式会社ルナールは、普通のお布団より、一般消費者向けに、お悩み解決型寝具や、オリジナル性が求められる寝具を扱っている会社です。
我々は、モノづくりの現場とアイデア、製品を通じて人々の健康を実現したい。社員にはモノづくりへの熱い想いがあります。

2011年くらいからFJGのみなさんと「骨格矯正まくらPro」の企画・開発がスタートし、2012年に誕生しました。その後、2019年にリニューアルし、「寝ながら骨格サポートまくらEX.」となりました。
FJGのみなさんの、整体師がおすすめする「プロ」という名前に恥じない商品を作りたいという意気込みは本当に素晴らしかった。枕の製造販売って、1回きりのものとか、1年2年で終わってしまうことがほとんどなんですね。
この枕はもうすぐ10年ですから、こんなに長く愛していただける商品はない。素晴らしいロングセラーです。「現場主義」という軸があったからこそ、今なお続く良い商品として続いているのだと思います。

「寝ながら骨格サポートまくらEX.」の独特な形状の理由。身体が枕に合わせるのではなく、枕が身体に合わせる。

この「寝ながら骨格サポートまくらEX.」が、低反発でこの形状にしているのには理由があります。
一般的な四角い枕ですと、頭部と左右の肩甲骨の3点で身体を支えるため、首もとに隙間ができます。この一般的な枕でできてしまう「首の隙間」を、「寝ながら骨格サポートまくらEX.」は低反発の素材で埋めています。身体の姿勢をトレース(敷き写し)できる。首や肩、背中に負担が少ない状態にできます。
身体が枕に合わせるのではなく、枕が身体に合わせることにより人を選ばずに大多数の方に適した形状に落とし込めるようにしました。
また、素材や見た目にもこだわりました。二ットの生地を使ってみたり、キルトで押さえるとか、生地の風合いを重視し、低反発ライクなわたと高密度な生地との組み合わせを何度も何度も試行錯誤し、柔らかいクッション性を実現しました。
形状、素材、柔らかさ、肌触りにまでこだわっています。

それでも、最終決定の段階では、経営幹部のみなさんやご判断に携われる整体師のみなさんは、高い経験値を持つ整体師の方でしたので、身体の感覚を熟知されておられて。アスリート並みに、何センチ、何ミリという差を出すために、そこからまたかなりの修正があり、何度もサンプルをお持ちしましたね(笑)。
今後、看板商品となるから、と。プロの姿勢を感じました。

縫製の現場って、リアルに手作業で、どれだけ縫ったかなんですね。この10年でさらに、縫製クオリティは上がっていると思います。

「寝ながら骨格サポートまくらEX.」は、ここの工場以外では製造したことはないです。こちらの縫製担当は、高齢の方が多いのですが、本当にものづくりが好きで色んな事にチャレンジしてくださっています。
一般的な形状の四角い枕は、生地2枚を縫製してわたをいれて口を閉じれば終了です。しかし「寝ながら骨格サポートまくらEX.」は、パーツが細かく、中綿入りのカバーがあり、アジャストシートもあり、サポートクッションもあり、ウレタンがあって、とても複雑。14枚の生地パターンを縫い合わせます。素人が縫製するとたわんだり、生地のつっぱりが出来てしまいます。
この枕は、一般的な形状の枕の何十倍も作業工程、縫製の工程があり、仕上げがありタグ付け、包装まで、全てが細かいんです。1点1点職人技でやっています。

縫製の現場って、リアルに手作業で、どれだけ縫ったかなんですね。
わたを入れる機械に関しては、圧縮わたをほぐしてから充填しないといけないので、だまが出来ないように吹き込むための機械を使いますが、それ以外は本当に手作業をしています。縫うだけ経験値が上がるのです。
この約10年の経験で、縫製現場は自信もつき、縫製クオリティは上がっていると思います。
FJGさんは、ひとつの会社として本当に結束力がありますよね。元気で健康でパワーがあります。主に、商品開発チームさんとのお付き合いですが、サロンでの施術と、商品との連動やコンセプトの一貫性を考えていらっしゃるように思います。
「寝ながら骨格サポートまくらEX.」も、Pro→EXと10年近くに渡り愛して下さっているお客様の姿を見据えていらっしゃいました。
今後も、FJGのみなさんと一緒に、睡眠にかかわるこだわりの商品アイテムを作っていきたいですね。

寝ながら骨格サポートまくらEX.

▼公式通販サイト カ・ラ・ダ マルシェ

濱﨑 恵子(はまさき けいこ)

株式会社ファクトリージャパングループ 取締役
1974年2月生まれ。鹿児島県出身。1996年大学卒業後、キューサイ株式会社(ヘルスケア、スキンケア商品等の製造・販売)に新卒入社。同社、PB商品の開発を担当し、BtoCの通販事業立上に従事。通販営業部長、開発部長を経て、2016年RIZAPグループ株式会社プロダクト事業本部ダイレクトマーケティング部部長として物販を統括。
2018年9月株式会社ファクトリージャパングループ入社、同10月取締役セルケア本部本部長着任(現任)。主にカラダブランドの業務品、商品全般を取り扱うサロン販促部、購買・開発部、外販・通販部を統括している。

小栗 裕斗(おぐり ゆうと)

カラダファクトリー北千住マルイ店 店長
2016年4月、ファクトリージャパングループに新卒入社。
名古屋リゾート&スポーツ専門学校卒。カラダファクトリー北千住マルイ店に配属され、その後店長となる(現任)。2020年、FJG技術ランクで「エグゼクティブボディトレーナー」合格。また、技術コンテストである「匠の技コンテスト」2020年度AP部門1位受賞。施術はもとよりKA・RA・DA 365のコンセプトを理解しセルフケア商品の啓発に力を入れている。

写真 / 株式会社トイロデザイン

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