美容投稿日:2017.03.01
冬は毛穴が目立ちやすいってホント!?今すぐ始める頬の毛穴対策!
冬は頬の毛穴が目立ちやすい!
冬の外気は空気が乾燥している上に、室内は空調によって乾燥していることが多いため、冬は乾燥した空気に肌がされられていることが多いのです。肌は乾燥することで、皮脂を出そうとします。その皮膚の働きにより毛穴が開きやすいのです。今回は、そんな冬の乾燥に負けない毛穴対策をご紹介します。
クレンジングの成分を見直そう
冬の毛穴対策はとにかく保湿がポイント。しかし保湿を行うためには、しっかり汚れを落とすためにクレンジングを正しく行わなければなりません。正しいクレンジングとは、肌に負担のかかる成分が入っていない物を使って、汚れを洗い流すということです。
クレンジングにはメイクを効率よく落とすため、様々な成分が入っています。その中でも注意したいのが“界面活性剤”です。界面活性剤はメイクなじみが良くメイクをぐんぐん落としてくれますが、肌のバリア機能まで洗い流してしまうこともあるのです。
クレンジングをした後に、肌のカサつきやピリつきを感じたことはありませんか?実はその肌の乾燥は、界面活性剤によって肌の保湿機能に必要な天然保湿因子や細胞間脂質を洗い流してしまったことが原因と考えられます。では、界面活性剤不使用と書いてあるクレンジングを使えば良いのでしょうか?実は、そう簡単にはいきません。なぜなら界面活性剤はクレンジングの成分表記では、界面活性剤とは表示されていないからです。さらにその表示方法にはさまざまな種類があり、専門家でなければ聞いたこともないような名称で書かれています。その一部をご紹介します。
界面活性剤の表示例
- 加水分解コラーゲン
- ベンザルコニウムクロリド
- ココイルグルタミン酸
- ラウル硫酸
- ラウレス-7
- ステアリン酸
など、他にもまだまだあります。
1番安心できるのは、できるだけすべての成分を調べてから購入することです。しかし、すべての成分を調べていては時間がかかって仕方ないですよね。そこでクレンジングを選ぶ時は、界面活性剤の含有量が少ない“クリームタイプ”や“ミルクタイプ”を選ぶことをオススメします。マスカラやリップなど、落ちにくいメイクはポイントリムーバーで落としましょう。乾燥しやすく毛穴の開きやすい頬などにクレンジング力の強いものを塗らないことがポイントです。
クレンジングは比較的肌の強いTゾーンから行います。その後、全体になじませ洗い流しましょう。クレンジングの後は、たっぷりの泡で洗顔を行いましょう。
保湿の成分を見直そう
保湿を行う化粧水や乳液は、セラミド配合のものが効果的です。セラミドが含まれているものはパッケージに「セラミド配合」というように表示されていますが、本当に効果があるのは天然セラミドやヒト型セラミドです。
天然セラミドと、ヒト型セラミドの表示方法
- 天然セラミド・・・「ビオセラミド」「セレブロシド」などと表示
- ヒト型セラミド・・・「セラミド1、2、3~」というようにセラミドの後ろに番号表示
このように、一言でセラミドと言ってもさまざまな表示方法があるので、「セラミド配合」という表示だけで決めるのではなく、配合されている成分をしっかり確認しましょう。
次に、毛穴に効果的な保湿の方法をご紹介します。
- 洗顔後、普段通り化粧水を塗り、少したっぷりめに乳液またはクリームを塗る
- 蒸しタオルを顔に3分ほど当てる
- 3分後蒸しタオルを離して、顔に残っているクリームを肌になじませる
- 氷水で冷やし固く絞ったタオルなどを顔に優しく押し当て、毛穴を引き締める
毛穴レスのキレイなお肌を目指そう
冬の毛穴対策は、クレンジングの成分と保湿の方法に着目してみましょう。何気なく使っていたクレンジングが、実は毛穴を開かせる原因になっていたのかもしれません。保湿に関しては、成分の見直しと蒸しタオルを使うことで保湿力をアップさせることができます。乾燥は肌にダメージを与え、角栓をつくる原因に。実は脂性肌の方だけではなく、乾燥肌でも角栓は溜まるんです。コツコツ続けることで毛穴がきゅっと引き締まってくれるはずです。ぜひ続けてみてください。