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Interview

『お客様のために』を考え学び続けるのは当たり前のこと。育休復帰後も整体師として成長を止めない 店長小玉まどかさん

今回のKA・RA・DA magは、カラダファクトリーグランエミオ所沢店の店長であり、整体師歴13年になる小玉まどかさんにお話を伺ってきました。
小玉さんには今年4月に小学校入学をされたお子様がいらっしゃり、産休・育休を経て整体師として現場復帰されてからも、仕事と子育ての両立をさせながら、社内の技術コンテスト「匠の技コンテスト※」でも多数の受賞歴があります。
お客様はもとより店舗のスタッフや周囲をとりまく関係者からの人望も厚い小玉さん。そんな彼女が抱く“整体師”としての想いや、この先の未来像について熱く語っていただきました。

  • 匠の技コンテストとは
    国内320店舗以上のカラダファミリーブランドに所属する2,000名を超える施術家の最高峰を決め表彰するイベントです。毎年、部門ごとにエリア予選から決勝までおよそ半年以上をかけて厳正なる審査を行っています。

高校時代の悔しい経験から身体のことを学び始めた。 「一生使っていくお身体をどうやって予防してくか」が一番大切。

Q 小玉さんが整体師を目指すことになったきっかけを教えてください。

―高校時代にバスケットボールをやっていて、大切な試合の前日に膝の前十字靭帯を切ってしまったことですごく悔しい思いをした経験が背景にあります。その時に、学生スポーツを支える環境のことを考えるようになり、身体の知識が無いまま激しいトレーニングを重ねることの危険性なども知ることができました。それから身体のことを勉強するために、大学で健康スポーツ学を専攻し4年間勉強していました。

Q 入社当時と今とで、整体師のお仕事に対する捉え方の変化はありましたか?

―入社前は、この整体師という仕事は、お客様のつらさを取ってさしあげるものだと思っていました。ですが、色々な教育を受けながら店舗で経験を積んでいく中で、“お客様にとって一生使っていくことになるお身体の不調を起こさないように、どうやって予防していくか”、自分自身だけでなくお客様にもそういったところの意識を変えていただくことが一番大切だなと思うようになりました。

自分に家族ができたことで、スタッフ一人一人にも大事に育ててくれた両親や家族がいるということを考えるようになりました。

Q 産休・育休を経て整体師として復帰されていますが、その前後の心境を教えてください。

―産休に入る前は、もちろん育児のことは何も分からないので不安だったということと、自分が仕事の現場を離れることで、今まで積み上げたキャリアとか身に着けた技術がなくなってしまうのではないかという心配がありました。

でも実際に育児休暇から復帰してみると、技術に関しては繰り返し訓練してきた身体的な記憶なので自転車やピアノと同じように意外と覚えているもので、すぐに感覚を取り戻すことができました。キャリアについても、上司の方々が考えてくださって、私の子供の成長段階に合わせて、また新しいキャリアステージを用意してくれたので大丈夫でした。

家族ができたことでの心境の変化として、一緒に店舗で働くスタッフ一人一人にも大事に育ててくれた両親とか家族がいるということを常に考えるようになりました。「みんなが気持ちよく働けているかな」「辛い思いをしていないかな」ということを最重要視するようになりました。

Q 育児休暇からの復帰後も、社内の技術コンテスト「匠の技コンテスト」で受賞されるなど結果を残していますが、努力を続ける理由を教えてください。

―匠の技コンテストで賞をいただくというのは、そのためにスキルを磨いているわけではなく、日々『お客様のために』ということを考えている結果だと思っています。そうやって施術家として学び続けることは、この仕事をしている限りは当たり前のことだと思います。

「匠の技コンテスト」という、施術家としての努力の成果を平等に評価していただける機会は、会社の『日々頑張る施術家たちを称えたい!』という想いが形になったもので、そういったところは私が会社を好きな理由の一つでもあります。
 全店のスタッフのレベルが年々上がっていって、より高いレベルで競い合えるようになるのが、カラダファクトリーにとって理想の形なのだと思います。私もこの白衣を着ている限り、良い施術家になれるよう学び続けたいです。

カラダファクトリーの好きなところは、人との繋がりが切れない。とても深いところで繋がっている、というところ。

Q カラダファクトリー歴13年。カラダファクトリーのここが好き!というエピソードはありますか?

―たくさんあるのですが、人とのつながりがずっと切れないというか、とても深いところで繋がっている会社だなと思っています。そこが一番好きなところですね。

一番のエピソードは、長く一緒に働いた後輩とのことなのですが、私が店長を務めていた時に新卒で入社してきた女性スタッフがいました。
 お互いにすごく意見を言い合うタイプだったので、時に熱く激しく意見のすり合わせをずっとしてきて。様々な経験を経て、その後輩がすごくしっかり成長してくれたので、私が産休に入るときには店長を引き継いでくれたんですね。そのまま彼女が店舗を継続して守り続けてくれて、私が産休育休を経て現場に戻った時も、すごく働きやすい状態で復帰することができました。

その後、彼女は新店舗の立ち上げ店長に抜擢されて、そこでも良いお店作りをして成果を出して、現在はエリアマネージャーを務めています。その際、彼女が作り上げたこのカラダファクトリーグランエミオ所沢店を引き継ぐ形で今、私が店長をさせていただいています。
 カラダファクトリーでの“繋がり”というものを実感しています。

小玉店長は「情熱的」、「すごく親身」、「お母さんみたいな存在」

小玉まどかさんをとりまくメンバーに伺いました。

Q 皆さんから見て、小玉店長はどんな方ですか?

カラダファクトリーグランエミオ所沢店

岩波 綾香さん

―小玉店長はお客様への関わり方もそうですし、店舗スタッフにもすごく親身に寄り添ってくれる方です。私が技術のデビューをしたての頃、お客様から次回のご予約をいただいた時には店舗を不在にされていた日だったのですが「すごいね!」と連絡をくださいました。ランクアップ試験に合格した際も自分のことのように喜んでくださり、本当に小玉先生が店長だからこそ、いつも頑張れているなと思います。

カラダファクトリーグランエミオ所沢店

鈴木 吏空さん

―僕は大阪の実家を出てきて、いま仕事をしているのですが、小玉店長のことはお母さんみたいな存在だと思えるほど信頼しています。常に優しく接してもらっていて、とても居心地が良い店舗です。それから、いつまでも向上心が絶えない方だとも感じています。僕の中でのベテランのイメージというのは、若手のやっている研修は見てそこで終わりというものなのですが、小玉店長は僕たち若手がやっている研修も自分のものにしようとして参加されることが多いです。「それは何をやっているの?」と聞いてきたり、そこから色んなことを教えていただいたりしています。

シニアマネージャー

飯塚 裕哉さん

―小玉店長は一言でいうとすごく情熱的、熱い人です。実際にその影響というのが店舗スタッフやお客様への接し方にも出ていると感じます。ご自身が施術家としてお客様から支持をいただいているだけでなく、スタッフに対しても、一人一人がお客様から求められるように成長させてあげることができる。自分に対しても周りに対してもすごく情熱を持って接してくれている方だと思います。

お客様がずっと健康でいてくださること。それが一番嬉しいし大切なことだと思っています。

Q 小玉さんご自身の今後の目標を教えてください。

―今は店長をさせていただいていますが、FJGは店舗数も多い大きな会社なので、立場が変わると見える景色も変わってくるだろうし学べることがまだたくさんあると思っています。この先、この会社でできるキャリアアップをどんどん目指していきたいです。まずはエリアマネージャーになれば、もっと関われるスタッフも増えてきますので、そういったキャリアを目指しています。

技術面に関しても、この整体師という仕事は自分が成長して手を尽くした分だけ必ずお客様は良くなってくださると思います。このカラダファクトリーには、「テーマパーク」のように、通うこと自体が趣味だと仰ってくださるお客様もいらっしゃいます。そういった方が長く通い続けてくださって、ずっと健康でいてくださることに繋がれば、それが一番嬉しいですし大切なことだと思っています。

Q 後輩たちに向けてメッセージをお願いします。

―FJGにはトレーナーを目指して入ってくる方がすごく多いなという印象があります。スポーツトレーナーは技術的なことだけでなく、人間力という人としての見え方とか、人との接し方、一人一人のスポーツ選手をどう支えていくかという点がすごく大切なお仕事です。

FJGはそういった人間力というところも、すごく力を入れて教育してくれる会社なので、安心して入ってきていただきたいなと思っています。

KA・RA・DAチャンネル(YouTube)

小玉 まどか

2010年4月、FJGに新卒入社。 日本女子体育大学健康スポーツ学部卒業。カラダファクトリーサンシャインシティ池袋店(当時)配属。店長昇格後、2014年にひばりヶ丘パルコ店へ異動。2017年に出産後、育休を経て2018年5月に現場復帰。2022年1月、グランエミオ所沢店の店長として異動配属(現店舗)。 2022年開催の「匠の技コンテスト」2021年度表彰にて技術部門小顔賞1位受賞。2019年度・2020年度はともに2位受賞。

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