カラダファミリーブランド、スタイルフォースとのコラボ発表会を開催 整体の実演も「未来の健康を提供している」
カラダファミリーブランドは、株式会社スタイルフォースと福利厚生に関する提携を結びます。
スタイルフォースはファッション大手のワールドグループに属し、『ザ ショップ ティーケー』や『オペーク ドット クリップ』等のファッションブランドを展開しています。
この提携を記念し、10月25日、東京都渋谷区のワールド北青山ビルで『スタイルフフォース×ファクトリージャパングループ企業コラボ発表会』が開催されました。
本イベントのメインコンテンツは、カラダファミリーブランドの整体師がスタイルフォースのドレッサー※1の手でお洒落に変身する『ファッションステージ』と、カラダファミリーブランドの整体技術をスタイルフォースのみなさんに体験していただく『スタイリングステージ』の2点。※1 ワールドグループ独自の独自の販売スタッフの呼称
またこの日は双方の内定者も出席し、プロの技術を間近で目にする機会になりました。
両社の社員向に福利厚生クーポンを発行
今回スタイルフォースとの間で行われる提携は、従業員満足を高めるためのもの。両社の従業員には、カラダファクトリーとスタイルフォース6ブランドのお店が従業員特別価格で利用できる福利厚生クーポンが発行されます。
普段は主に白衣をまとうカラダファミリーブランドの整体師は私服のコーディネートを充実させることでよりスタイリッシュに。立ち仕事の多いスタイルフォースの皆さんは身体のコンディションを整えることでいっそう格好良く。
ファッションと身体の双方をアップデートさせることで、活き活きとした仕事と暮らしの実現を目指します。
WSP谷村社長「非常に楽しみな取り組み」
本イベントにはワールドグループから、スタイルフォース代表取締役の渡邊智則社長と、グループにおける店頭販売を担う株式会社ワールドストアパートナーズ(WSP)代表取締役の谷村耕一社長にもご出席いただきました。
谷村社長はこの提携への期待について次のように語りました。
「グループの中でも身体に負荷のかかる立ち仕事をしてくれているのが各店舗の販売員。彼らがどのように接客し、ニーズに答えていくかで、店舗やブランド、スタイルフォース、ワールドグループのイメージが決まります。ですから販売員の方には健康な身体で、楽しく明るく前向きに、そして活き活きと働いてもらうことが大切です。今日は内定者の方々も来てくれていますが、昨今は定年まで働く方が非常に増えています。新卒から定年まで元気に働いていただける環境づくり。それは我々が本当にやらねばいけないことです。今回の取り組みは、そこに大きく寄与する、非常に楽しみなものであると考えています」
要望に寄り添う スタイルフォースのコーディネート
ファッションステージではカラダファミリーブランドから4名がモデルとして登場。普段着姿をまず公開した後、スタイルフォースのドレッサーによるコーディネートを体験させていただき、ビフォー・アフターでの比較を行いました。
カラダファクトリー第1事業部支部長の大谷優作さんは、白い帽子を被った野球少年のような普段着で会場入り。30歳という自身の年齢に触れ「カジュアル過ぎるとだらしなく見えるし、きっちりし過ぎると堅く見えてしまう。そのあたりのバランスに悩んでいる」と、ファッションにおける悩みを吐露しました。
そんな大谷さんのコーディネートを務めたのは、越谷レイクタウン・ショップTKの佐々木店長。コーディネート後の大谷さんはジャケットを羽織り、野球少年のようだった先ほどとは別人に見えるほどのスタイリッシュなファッションで登場。この変化には司会者も思わず「小洒落ましたね」とコメント。
綺麗めな第一印象に仕上がった今回のコーディネートですが、実はドレスのアイテムはジャケットだけ。「足元もデニムとスニーカーで綺麗になりすぎないように」と佐々木さんは解説。「あまり堅くなりすぎないよう」という大谷さんの希望に寄り添ったチョイスであることを明かしました。
この変身について大谷さんは「今すぐショップの店舗に立ちたい」とスタイルフォースの店員になったかのような冗談を飛ばして会場を沸かした後、「明るい30代が約束されました」と喜びました。
施術の効果に驚きの声「骨の調節でこんなに変わるなんて」
続くスタイリングステージではカラダファミリーブランドの整体師が施術の効果を披露。スタイルフォースから身体のお悩みを抱える3名に体験していただきました。
アリオ蘇我・ショップTKの並木さんは左右の肩の高さが違うのが悩み。右肩の位置が服を着ていても分かるほど低く、「店頭でお客様をお出迎えする際のスタイルにも影響がある」と施術前に話しました。
並木さんの施術を担当したのは、カラダファクトリー第2事業部支部長で、エグゼクティブボディトレーナーの中村明弘先生。
中村先生がまず行ったのは骨盤のバランスチェック。並木さんには後ろで手を組んでもらい、その手を真上から押します。骨盤のバランスが整っていればびくともしないのですが、この時の並木さんは大きくよろめきました。悩みの原因は骨盤にある、ということがここで判明します。
15分後、施術を終えた並木さんが戻ってくると、会場からはまず「背が伸びてる!」と驚きの声。これについては「丸まった状態で固まっている部分がまっすぐに戻ることで、背が伸びることがある」と司会者から解説。
またアパレルショップで接客する中でも「背の高さや姿勢、体型はサイズにかかわってきます。例えばニットの場合、猫背の方が着ると太って見えてしまいます」と、お客様の身体の状態が気になることはあるそう。
普段接客するお客様にカラダファクトリーの施術をお勧めするとしたら? という質問には「今日あったことをそのまま話したい。勤めている店舗の隣にカラダファクトリーがあるので、『この間やってもらったらすごく良かったです』と伝えたいですね」と笑顔で答えていました。
並木さんの悩みを15分の施術で見事に解決してみせた中村先生は施術中の心掛けについて「今は施術する機会が少ない立場ですが」と前置きした上で、「大切なのはお客様の悩みを解決すること。未来の健康というものを私たちは提供しているので、その期待に答えられるような施術が一番ですね」と語りました。
WSP谷村社長も施術を体験
スタイリングステージではWSPの谷村社長も整体を体験。グランドエグゼクティブボディトレーナーの大貫隆博先生が担当しました。
施術前には前屈を行った谷村社長。この時点で指先から地面までの距離は18センチでした。以前は地面に手が届いたということですが「30余年の勤務の果てに届かなくなってしまった」と思わず苦笑い。
しかし15分の施術を行った後に再び前屈を行うと指が地面に届き、谷村社長も満面の笑みを浮かべて大喜び。「これが谷村社長本来の姿」と大貫先生。
前屈が出来ないお客様への施術は、腿の裏のストレッチや股関節の詰まりを取るというのが一般的。しかし今回大貫さんは、カラダファクトリーの独自技術『A.P.バランス』に基づき、15分の施術時間のうち約8割を頭と首に費やしたと言います。
「プロの仕事を見たことを誇りに」
カラダファミリーブランドを運営する株式会社ファクトリージャパングループの小牧めぐみ社長(2019年10月当時)はコラボイベントを終え、集まった両社の内定者に向けて「今日のコラボイベントでプロの仕事を見たということを誇りに思ってほしい」とエール。
「コーディネートというのは、外側を変化させて人のモチベーションを上げる素晴らしい仕事。整体師は内面を磨いて、内面から輝かせる、これも素晴らしい仕事。今日見てもらった方々は何年も積み上げたプロの仕事です。本物の職業を今後磨いてください」と語りました。
またスタイルフォースとの提携については「カラダファミリーブランドは20代が多く、既にスタイルフォースのファッションを愛用している社員もいる。今回のコラボで、より買いやすい環境を貰えたので、社員一同喜んでいます」とした上で、「今後いろいろな形でコラボを果たせれば」とコメント。関係性のさらなる発展にも含みを持たせました。
編集・写真 / 株式会社トイロデザイン
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