運動会で「ワンチーム」に! 2020年度・新入社員内定式を実施
11月18日、カラダファミリーブランドは2020年度新卒内定式を東京都江東区の有明スポーツセンターで執り行いました。
内定者代表として挨拶を行った中村優さんは「このような盛大な内定式をまことにありがとうございます」と、式の開催を感謝し、「私たちは若さとチャレンジ精神はあるものの、まだ社会人としての一歩を踏み出すところです。多くの迷惑をかけるかもしれませんが、一日も早く成長できるよう努力していくので、ご指導のほどよろしくおねがいします」とコメント。会場は暖かい拍手に包まれました。
カラダファミリーブランドの内定式といえば全社を挙げての運動会として例年行われ、今年も700人規模での実施が予定されていました。しかし10月に発生した台風19号の被害により、予約していた川崎市の会場が使用不可能に。一時は開催そのものが危ぶまれもしました。
ですがそんな中「せめて内定者のみなさんには運動会を通して交流を深めて欲しい」という思いから、有明体育館に場所を移し、内定者を中心とした200人規模での開催となりました。
開会の挨拶で小牧めぐみ社長は「たくさん練習したのに、と悔しい思いをしている先輩たちもたくさんいます」とした上で、「内定者の皆さんに少しでも楽しんで欲しいということで開催するスポーツ大会です。全力でぜひ戦ってください」とエールを送りました。
3競技を経て各チームが団結
BGMをかき消すほどの応援が飛び交う
内定証書の授与が終わると、内定者たちは赤・緑・オレンジ・ピンク・青・紫の6チームに別れて3つの競技を行い、その合計点数を競い合いました。それぞれのチームには先輩社員も参加し、内定者たちの団結を後押ししていました。
第1種目は大縄跳び。事前に行った10分間の練習では、最初のうちこそどのチームも緊張している様子だったものの、競技本番が近づくにつれ、チームメイト同士の距離も徐々に縮まりました。
第2種目のムカデ競争では、スピード重視で飛ばしていくチームや、とにかく転ばないよう確実に進んでいくチーム、並ぶ順番を工夫するチームなど、それぞれのチームが思い思いの作戦で勝負に臨みました。
第3種目は各チームから選抜メンバーが参加して行う綱引き。チームの仲間を飛び跳ねながら応援する内定者の姿も目立ちました。スピーカーから流れるBGMが聞こえなくなるほどの声援が飛び交い、会場の熱気もピークに達しました。
全種目を終え、結果としては緑チームが優勝。しかしどのチームも「勝ちたい」というひとつの目標に向け、まとまっていく姿が見られました。
チームワークの大切さや社風を伝えつつ、楽しめる会に
台風の影響で当初の予定よりも小規模での開催となりながらも、集まった内定者たちが本気で競い合い、例年にも負けない盛り上がりとなった今年の内定式。
新卒採用を手掛けた秋元さんは採用の中で意識したことについて「色々な社員と会うような選考にすること」と語りました。
「色々な人の働くマインドや想いがあるというところがカラダファミリーブランドの強みなので、今年は内定者1人あたりが3~4人の社員に会えるような選考を心掛けました。結果としては上手くいっています」
秋元さんは今回のイベントに向けた事前練習も担当。事前練習は全内定者が参加していたわけではありませんが、参加していた内定者はこの日も最初の段階から輪ができていたので、参加していなかった内定者をその輪の中に巻き込んでいくことを意識したといいます。
「内定式は入社前に経験するいちばん大きなイベント。仕事の中ではひとりでできないことがたくさんあるので、チームワークや社風といったところを知りつつ、楽しめる会にしたいということで準備をしてきました」
また入社後に一緒に働くことについては「とにかく楽しい会社で、人に熱い本気の会社なので、その熱に負けずについてきて欲しいと思います」とメッセージを送りました。
競技と同じく仕事もチームプレー
仲間の支えをいつも忘れずに
入社後に新卒研修を担当する町村さんは、この日の盛り上がりに「ひとつのことにチームで取り組む。全員が同じ目標に向けて戦うという感覚は例年通り感じました」とコメント。
内定者の様子は「最初はみんな緊張して、どうすれば良いのかわからないといった感じでした」と第一印象を語るも、「1種目目の練習をする中で声が出始めました。もっとこうしたら良いんじゃないかという意見も飛び交うようになり、勝つためにやるという気持ちを強く感じましたね。3種目が終わった時にはぜんぜん違う表情をしていました」と、イベントの中での変化について語りました。
これから行われる研修については「それぞれが目標というか、こうなりたいという思いを持ってうちに入ってきているので、自分の夢に近づくための第一歩と考えながら取り組んでほしいですね」と期待を口にしました。
今日の経験を今後の仕事や人生にどう繋げて欲しいか? という質問には「今回のイベントはチームごとの団体競技でしたが、実際の仕事もそう。カラダファミリーブランドの仕事はひとりではなくチームでやることが多いので、自分だけでやれているのではなく、誰かの支えがあるから頑張れるという部分は忘れずに。人の大切さを感じながら、社会人生活や普段の生活を送って欲しいなと思います」と、チームプレーや仲間の大切さを強調していました。
競技は怪我で欠場も、できることを探してチームを盛り上げた
この日のために関西からやって来た岡野さんは、研修後の新入社員が配属されるカラダファクトリー第9事業部の事業部長。「改めて若い方たちの元気は凄いですね」と笑いつつも、印象に残ったエピソードについて話してくれました。
「参加前に怪我をしていしまった方がいたんです。なかなか参加が難しい状態ではありますが、自らチームの仲間に、こういう事情があって出られない、でも代わりにこういうことを頑張る、と声を掛けていました。競技の時にも誰よりも声を出して応援していました。そんな彼の姿勢がチーム全体に良い影響を与えていたように思います」
みんなと同じように競技への参加はできなくても、その中で自分の出来ることを探し、チームに貢献する。そんな姿がチーム全体の士気や団結を高めてくれたのだと、岡野さんは言います。
「この仕事は人とずっと関わっていく仕事。ひとりひとりのお客様に喜んでいただくには、お客様だけではなく、仲間とのチームプレーが非常に重要です。協力し、みんなで助け合う中で成長する。みんなで感動を作り上げていくという仕事なので、みんなに会えること、みんなで新しい感動を生み出していくことを楽しみにしています」
狩野舞子さんがゲストとして登場 トレーナーに求めるのは「会話をしていくこと」
今回のイベントには元バレーボール女子日本代表の狩野舞子さんもゲストとして登場。内定者に向けて『激励のアタック』を披露してくださいました。
内定者を代表してアタックを受けたのは浦美波さんと山田大河さん。バレーボール経験者のふたりですが、世界を相手に戦った狩野さんのアタックの威力には「ボールが重かった」「迫力で足が震えた」と驚きのコメント。力強い激励を受け取った様子でした。
そんな狩野さんですが、現役時代には度重なる怪我に悩まされた部分も。そのぶんトレーナーとの接点も多く、「監督やコーチよりも近い距離で話していました。トレーナーさんに寄り添っていただけると、心を開いて身体の不調を話せました」と当時を振り返ります。
元アスリートとしてトレーナーに求めることは? という質問には「会話をどんどんしていくこと」と回答。単に技術を磨くだけではなく、信頼関係を築いていくことの重要性についても触れていただきました。
「どこが痛そう、調子が悪そうなど、すごく色々なところを見ていただきました。試合や練習の後にはプライベートの話も聞いてもらったりと、自分にとってはトレーナールームが息抜きの場にもなっていたので、選手がリラックスできる環境づくりをしていただければと思います」
また狩野さんは日頃からカラダファミリーブランドのサロン・スタジオをご利用してくださっているとのこと。カラダファクトリーのトレーナーについては「みんな明るいので、身体が今こういう状態だということを言いやすい。年の近い方も多いので話も合いますね」と笑顔で語っていました。
編集・写真 / 株式会社トイロデザイン
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