Brand

のれん分けオ-ナ-八鍬裕俊 「生涯、現役整体師です」

2015年にオープンしたカラダファクトリー菊名店。
現在この店のオーナーを務めるのは、2008年にファクトリージャパングループに入社し、6年前にのれん分け制度※を使って独立した八鍬裕俊さん。今回のKA・RA・DA magは、のれん分けオ-ナ-の彼にインタビュ-しました。

  • 一定条件を満たした従業員(整体師)を対象とした整体サロン「カラダファクトリー」オ-ナ-となるための独立支援制度

Q.整体師になったきっかけを教えてください。

「もともとパソコン販売店に新卒入社して働いていたんです。当時、体調がすぐれず、いろいろな病院に行ったのですが、原因がわからず諦めかけていたんですよね。そんなとき、ららぽーと横浜にあるカラダファクトリーに行ったんです。今思うと、その日の出会いが僕の人生を大きく変えることになりましたね。当時の店長が施術をしてくれ、初めて前向きな言葉をかけてくれたんです。本当に救われた気持ちになりました。

担当以外のスタッフも名前を覚えてくれて、電話予約するときは僕が名乗らずとも『八鍬さんこんにちは』と言ってくれたり、みんな笑顔で活き活きと楽しそうに働いていたので、僕もここで働きたいと思ったんです。小売業の接客は一期一会でしたけど、もっと長いお付き合いができる接客をしたいと思っていたこともあり、何の知識も技術もないけど働きたいといって採用してもらいました。なので当時は整体師を志したというよりも、とにかくカラダファクトリーで働きたかったという感じですね。」

Q.実際に整体師になってみてどうでしたか?

「すごく楽しかったですけど、すごく大変でした!入社して3か月目に腱鞘炎になってしまい、施術ができなくなっちゃったんです。その間、施術ができない日々が2ヶ月続いたんです。毎日が本当に辛かったですね。施術できない期間に、施術に対する気持ちがすごく強くなっていたこともあり、その後の成長は自分でも驚くほど早かったのを覚えています。とても苦しかったですが、必要な時間だったと今は思います。」

Q.のれん分けして独立するまでの経緯を聞かせてください。

「もともとまったく考えていなかったんですよ。だってカラダファクトリーで働きたかっただけでしたから。でも、店長に始まり、海外でも仕事をさせてもらうなど、様々な経験をさせてもらうことで、この先どうするかを考えるようになった気がします。あ、仕事が上手くいかず、泣きながらエリアマネージャーを降ろしてくださいとお願いしたこともありました。
そのころの僕は施術が大好きになっていましたし、これからはカラダファクトリーの看板を背負って施術をたくさんしていきたいと思うようになっていました。それで『のれん分けしたい!』と社内で発信するようにしたんですよね。それを聞いてくれた当時の上司や仲間の協力、先輩オーナーのアドバイスもあり、そこから1年かからずに菊名店オ-プンまでいくことができました。」

カラダファクトリーへの強い想いを持っている八鍬さん。
今回はそんな彼のもとに9年以上通い続けていただいている脇田さまに、彼について伺うことができました。

写真:脇田幸子さま

Q.本日はご協力いただきありがとうございます。八鍬さんとの出会いについてお聞かせください。

「私は前職がデスクワークの毎日で体が辛かったんです。それでマッサージ店などに、いろいろ行っていたんですが、なかなか長く通い続けられるお店が無かったんですよね。なんでかなって思うと、自分に合った施術内容じゃなかったり、ケアされている実感がなかったからかなと・・・。そんなとき当時の自宅の近くにあったカラダファクトリー日吉店に初めていったのが八鍬さんとの出会いですね。」

Q.八鍬さんの第一印象はどうでしたか?

「とても明るくて話しやすい人だなと思いました。初回から八鍬さんが担当してくれたんですが、タイミングが良かったなって今は思います。その後も八鍬さんが必ず担当してくれ、私に合わせた施術をしてくれたことが良かったです。あとはお店の雰囲気が他のお店と全然違ったんですよね。これは店長だった八鍬さん個人の力も大きいのかなと思うのですが、フランクな雰囲気で相談などもしやすいお店でした。それからもずっと八鍬さんに施術してもらっていました。」

Q.八鍬さんがのれん分けしてから何か変化はありましたか?

「個人的には嬉しかったですね。今の菊名店は八鍬さんの目が届くサイズ感なので嬉しいです。オ-ナ-になってから、自分の色をさらに出しやすくなったのか、菊名店は八鍬さんの特徴がさらに強くなったと思います。菊名店のお客さんはみんなそう思っているんじゃないかな。そんな八鍬さんなので、コロナ禍であっても休業が明けるとすぐにお客さんは戻ってきていましたし、私も利用しています。本当に良いお付き合いができています。」

インタビュ-の最中も仲の良さが溢れるような空気感に包まれ、脇田さまととても良い関係であることが伝わってきました。
ここで八鍬さんにも脇田さまへの思いを伺ってみました。

Q.八鍬さんにとって脇田さんはどんなお客さまなのでしょうか。

「すごくありがたいお客さまなんです。明るい性格で、良い関係を築かせていただいて、お店が明るくなるんですよね、とっても。お店の空気は、僕らスタッフとお客さま、みんなで作っていくものだと思うので、脇田さんのようなお客さまがいてくれて、本当にありがたいって思います。これは他のお客さまに対してもそうですけど、一生面倒を見させていただく覚悟で僕は施術をしています。振り返ると、一緒に菊名店を作ってきた、という感じですね。僕と脇田さんの関係性だったり、施術の雰囲気だったりを、他のスタッフたちも見て、知っていく部分もあったと思いますし。一緒に作ってきたという表現がぴったりだと思います。」

お客さまからこんなに愛されている八鍬さん。彼と働くスタッフの皆さんからも話しを伺いたくなりました。
そこで、菊名店がオ-プンする前から八鍬さんと歩んできている西田さんにもインタビュ-させていただきました。

写真:カラダファクトリ-菊名店 西田美紀さん

Q.八鍬さんの会社やお店の雰囲気はどうですか?

「八鍬さんは、どこよりもカラダファクトリーらしいお店にしたいとずっと言っていて、それを体現していると思います。どこよりもカラダファクトリーらしくて、お客さまに一番寄り添っていて、スタッフのこともたくさん考えてくれる会社だし、お店だと思っています。」

Q.西田さんからみた八鍬さんはどんな人ですか?

「私にないものをいっぱい持っています。完璧でも憧れられるタイプでもないのですが、人との距離感が近くて、甘えることができて、気づくと周りに助けてくれる人がたくさんいるんですよね。人柄なんだろうなと思います。」

Q.西田さんにとって、整体師の八鍬さんはどんな存在ですか?

「圧倒的な施術件数の差があるので何も言えないですよね。そこに整体師として、とても敬意を払っています。上手に甘えるので、ほっとけないと思ってくれているお客さまがたくさんいます。本当に人たらしなんです。」

これほどお客さまにもスタッフにも愛され、信頼されていることこそが、八鍬さんの人柄の良さを物語っていますね。
八鍬さんからそんな皆さんへの感謝の気持ちを聞くことができました。

「スタッフのみんなには感謝しかないですね。僕、社長なわけじゃないですか。でも施術をどっぷりやりたくて、のれん分けをさせてもらったので、経営者として足りない部分がすごく多くて、自分が好きなことばかりやっていて、苦労かけてばかりだなって思っているんです。
いまは3店舗運営していて、経営も順調といえると思います。それも全てスタッフみんなの力です。もうちょっと施術以外の仕事もするので、これからもお願いします!と仲間には言いたいですね。」

「今夏から担当してくれている支援キャプテンの細川さんにも感謝を伝えたいです。彼とは、日吉店で僕が店長、彼が副店長という時期がありまして、とても助けられていました。彼がいたから当時の匠の技コンテストでトップオブサロンをとれたんです。僕の人生における最高のハイタッチは間違いなくそのときの壇上での彼とのハイタッチですね。また一緒に仕事ができて、とても嬉しく思っています。いつもうちのスタッフに技術をアドバイスしてくれてありがとう!」

写真:ファクトリージャパングループ TP(トップパートナー)本部 TP第二部 支援キャプテン 細川 清史さん

細川さんに八鍬さんからのメッセージをお伝えしたところ、今のお気持ちを伺うことができました。

「八鍬さんは日吉店の頃から、指名も次々いただくし、すごく楽しそうに施術していました。彼のおかげでとにかく日吉店が忙しくなっていたんです。担当として今一緒にやらせていただいていて、私も嬉しいです。八鍬さんのお店って一番カラダファクトリーらしいんですよね。昔も今もそうだと僕は思います。オ-ナ-になった今でもバリバリ施術をやるし、いつまでも第一線の施術家として輝いていてほしいなと思います。」

インタビュ-の最後に八鍬さんから整体師の皆さんへメッセージをいただきました。

「僕は施術が大好きですけど、整体師って大変ですよね。でも本当に楽しいからやめられないです。僕は死ぬまで現役の整体師でいたいので、身体が痛いときもあるけど、ダイエットをして、筋トレも始めました。ずっと整体師でいる覚悟なので、そのために必要なことをしていきたいですね。
整体師の皆さんには、本当に施術を楽しんでほしいです。そしてお客さまとの関係も楽しんでほしい。どんな施術であっても、心を込めてお客さまとの関係性を築いていく努力をすれば、お客様に顔と名前を覚えていただけて、それで指名をいただけたりしますよね。『整体師って仕事じゃなくて生き方』だと思うので、どうやって楽しむかを考えたほうが絶対幸せだと思います。」

「今の僕が、オ-ナ-として仕事ができているのは、13年前のあの日、ららぽ-と横浜店に感動して通うようになったからなんです。僕にとっての理想のカラダファクトリ-は今も変わらず、あのときのあのお店なんです。そこをブラさずに目指していきたいなと思います。皆さんも一緒に100年続くブランドにしていきましょう!」

写真 / 株式会社トイロデザイン

シェアしよう!

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう。