FJGスポーツトレーナー歴11年。後輩トレーナーの育成をする池田香さんにインタビュー
今回のKA・RA・DA magは、2009年に新卒入社し、スポーツトレーナー歴も11年を超え、長く教育・ES部で後輩を育成する立場となった池田香さんにインタビュー。
アスリートやスポーツ団体へのケアを専門に活躍する、ファクトリージャパングループ(以下FJG)のスポーツトレーナー集団「KA・RA・DA Experts for sports」。ここの運営も行っています。そんな池田さんは、整体師として経験を積んでいるのでマネジメントの道に進むこともできたと思いますが、自分を律しアスリートと一緒に世界に向かう夢に向かって、長年スポーツトレーナーという立場を貫いています。
池田さんがスポーツトレーナーになった当初から帯同しているのが、SEISA OSAレイア湘南FC(女子サッカー)チーム。池田さんとはこれまで11年近くの年月を過ごし、確かな絆があります。
今回は、池田さんがトレーナーを志したキッカケや、カラダファクトリー整体師としての成長の軌跡を伺いました。
また、池田さんを取り巻くみなさん、共にチームに帯同している後輩の古林洋介さん、帯同先のSEISA OSAレイア湘南FCチームのみなさんにもインタビューさせていただきました。
新体操の競技で手首の骨折から復帰。そこからスポーツトレーナーを目指すようになりました。
私は、長崎県出身で、福岡リゾート&スポーツ専門学校を卒業後、2009年春に新卒入社しました。
整体師(スポーツトレーナー)を志したキッカケですが、新体操での骨折から復帰したことからです。小学校4年生頃から新体操を始めてすぐ夢中になり、小・中・高校生活ずっと競技を続けていました。
そんな高校2年生の時、秋に東京での大会があるという時期に、手首を骨折してしまったんです。
団体戦は5名で、代わりがいないという時期。出場できないとなると自分だけでなく団体のメンバーにまで迷惑がかかる。とても焦りましたね。
(写真)小学校4年生から行い高校生3年生で出場した新体操の大会で
新体操はリボン、クラブ、フープ、ボールといった手具と呼ばれる道具を使って、体の柔軟性を生かしたさまざまな演技で得点を競う競技。
手足で全身を支えてリズミカルに演技するわけですから、大会2~3カ月前という時期の手首の骨折は致命的です。夏休みはずっとギプスで固定し、その後練習に復帰するも、痛くて動かせない。
当時、作業療法士を目指して勉強していた姉の紹介で、スポーツ整形外科に行き、リハビリで理学療法士の方の電気治療を受けたりしました。
アスリートが最大限力を発揮できるようサポートする「スポーツトレーナー」という専門職に興味を持ちました
そんな時に、スポーツの競技に特化してケアをしたり、怪我からのリハビリをサポートしてくれる「スポーツトレーナー」という仕事があることを知りました。
結果的に、秋の大会には治って出場することが出来た時は、本当にほっとしましたね。
それまでは競技に夢中で、やりたい職業や将来の夢はなかったのですが、そこで夢が決まりました。
スポーツトレーナー科(当時)という学科がある福岡リゾート&スポーツ専門学校へ進学し、高校を卒業したあとは実家を離れて福岡県へ行き、寮生活をすることになりました。
入社面接で「本当に大丈夫ですか?」と聞かれるも、心はもう、固く決まっていました。
専門学校時代に、就職説明会で当社FJGの採用担当の方がいらした会があり、そこで参加出来て、詳しくお話を伺うことができました。
様々な会社案内や整体師の仕事の流れを紹介して下さったと思うのですが、私が覚えているのは、「昨年、FJGのスポーツトレーナーが、世界のアスリートが集う大会へ帯同してきました」という内容のみ(笑)。
面接では、「学生は同級生が沢山いるしみんな一緒に頑張れるかもしれないけれど、スポーツトレーナーという仕事は同じ会社の整体師の中でも一握り。また、他社でアスリートに帯同するトレーナーで、トレーナーという仕事だけで生活していける人はもっと少ない」といった現実的な話もされました。
そんな中、カラダファクトリーで「A.P.バランス(R)」整体という技術を学んで、肩や腰がつらいという一般のお客様への施術経験を積めば、将来トレーナーとして武器のひとつになる!と決意し、入社を決めました。
「本当に出来ますか?(当時)九州に研修所やお店はほとんどないので関東に出ることになりますが大丈夫ですか?」と何度も確認されましたが、もう心は固く決まっていましたので「大丈夫です!」と答えました。もともと、トレーナーになると決意してからは関東に出てくるつもりでしたし、世界に出て行かれる選手の方をサポートするのだったら最新の知識を身につけたい、それは東京・関東だろうと思っていました。
入社後、配属されたカラダファクトリー東戸塚店は、カラダファクトリーの中でも老舗中の老舗。
専門学校の卒業式後、少し早めに関東に来れないかという連絡をいただきました。きっと、関東は右も左も分からないだろうから、先に上京して慣れておくのもいいかなと思って、早めに神奈川県内の社宅に引っ越してきました。
カラダファクトリー東戸塚店へ配属されたのですが、店舗勤務の初日がなんとオールスター!(レジェンド施術家が一同に集う店舗イベント)
目が回るほど忙しく、お客様はたくさんいらっしゃるのに、こちらはド新人で何をしたらいいか分からない(笑)。その日は、同期入社や1年先輩の方と、唯一自分に出来ること、ベッドメイクや更衣室へのご案内に競うように飛びついていきましたね。
カラダファクトリー東戸塚店は、カラダファクトリーの中でも開業2号店目だった老舗中の老舗。リピーター様もたくさんいらっしゃるし、歴代の先生方はレジェンド施術家というほど経験豊か。
土日などの忙しい時間帯も、1つ2つ上の先輩や同期がいて、大規模なお店のサロンワーク(店舗を上手く運営する方法)を教えていただきました。
最初は緊張しましたが、優しく迎えて下さるお客様方がいて、先輩のお客様にご挨拶させていただいて。少しずつフットやボディもみほぐしから施術をさせていただけるようになりました。
お店では、自分の母親くらいの先輩たち、お姉ちゃんお兄ちゃんたちがたくさんいて、大家族のようでしたね
(写真)カラダファクトリー東戸塚店での新人時代
実は、福岡県から関東に出てくるときは、知らない人ばかりだろうし、身近に友達はいないし、間違えなく戸惑うだろう…と覚悟して来たのですが、何も知らないことばかりなのに、まったく困ることがなかったんです。
東戸塚店は、自分の母親くらいの先輩たち、お姉ちゃんお兄ちゃんたちがたくさんいて、大家族のようでしたね。
両親は、娘が関東で一人暮らしをするということで心配してくれていたようでしたが、休みの曜日があう人がいれば遊びに行くなら一緒に行こうとか、ご飯を食べようとか、引っ越しをすると言えば手伝ってくれるし、街のことを教えてくれる。
いつの間にか、温かい大家族の中にいるようで。
新人時代も、困ることはなく、安心して仕事をすることが出来ました。
初めてのお客様から「ありがとうございました」その笑顔をはっきり覚えています。
もともと、整体の技術を学び、トレーナーになる修行をするつもりだったので、忙しくてもつらいということはなかったです。
(当時は)技術の研修に行くのは店舗スタッフのうち、推薦を受けられる限られた人数のスタッフだけだったので、なかなか順番が回ってこなくて。次のステップである整体の技術を学びたい!と思っているのに、なかなか技術力が届かない時期がありました。
そんな時に、飛び込みのご来店で安定期に入られた妊婦さんがいらっしゃいました。
予約台帳が埋まっていて、他の誰も施術に入れない。先輩がカウンセリングをして、私が施術を担当することになりました。
横向きになってもらい、肩のケア(もみほぐし)をさせていただきました。とても緊張して、必死だったのを覚えています。今思うと、すごくおどおどしていたんじゃないかと思います。
そのお客様が、お帰り際に「本当につらくて張っていたから、スッキリしました!ありがとうございました。」と笑顔を見せてくれたんですね。本当に嬉しかったです。
お店のお客様から「この間の試合、見たわよ」と、一緒になってチームを応援してくださいました。
カラダファクトリー東戸塚店は、長く通ってくださる方がとても多いお店。お客様も私たち整体師の成長を見て下さっていました。「あの頃、〇〇先生はね…」と、私たちの先輩たちが新人時代もかなりご存じです。
お身体のお話のはもちろんのこと、それ以外もお客様から「出身は?」とか、「なんで関東のお店に来たの?」など尋ねられることもありました。
スポーツトレーナーとして活動するようになると、「どこのチームへ(実習・帯同に)行っているの?」と聞いていただけたり、「この間の試合、見たわよ」と、一緒になってチームを応援してくださる。
私のスポーツトレーナーになりたいという夢を、お客様もご存知で、チームへの帯同でお店を空けなきゃいけない時も、理解を示して下さる。
お店での整体師としての仕事も大切ですし、スポーツトレーナーとして帯同先との関係もあり、どちらも切っても切れない絆でした。
先輩方も、夢を理解してくれて。シフト調整が大変だったと思うのですが、トレーナー活動に送り出してくれて、本当に感謝しています。
そんな中でも、時折り店舗業務とトレーナー活動のバランスが取れなくなり手一杯になったこともありました。
あるとき、トレーナーの上司から、帯同していたチーム(SEISA OSAレイア湘南FC)のほうから、「トルコ遠征があるので帯同して欲しい」という要望があるけどどうする?」という話がありました。
「今後のことは帰国してから考えることにしたら。関わってきたチームが期待してくれて声をかけてくれたんだから、ここは行ってくるべきじゃない?」と言われて。
1週間くらいお店を離れて、チームに付いてトレーナー活動をしました。
そうすると、チームは頼ってくれているし、お客様は応援してくれている、気づいたら頭がスッキリしている。この仕事、やっぱり続けたい、と思うんですよね(笑)。
悩んでいたら、声をかけてくれたり、新たなフィールドを与えてくれました。
その後も、店舗での経験年数が上がるにつれて店舗業務やマネジメント軸と、トレーナー活動やスポーツセクションの事務局対応も増えてバランスが取れなくなり悩むことも増えました。
その時のことを思い返していつも思うのが、先輩方がいつも私の話に耳を傾けてくれたということです。FJGのトレーナーチームは立ち上がってまだ数年ですし仕組みも確立していなかったですし、整体師としては店舗で経験年数を積みマネジメントの役割につくというキャリアも大切な選択の一つだったと思います。
そんな当時、マネジメント以外の夢を叶える仕組みがほとんどなかった時代でも、私が悩んでいたら、先輩や上司、同僚は声をかけてくれたり、新たなフィールドを与えてくれて。周囲に助けられてここまできました。
最近では、後輩がやりたい夢や目標が叶う環境にしたいとも思うようになってきました
2018年には店舗所属を卒業し、2021年からは本部の教育・ES部所属となりました。本格的にFJGの「KA・RA・DA Experts for sports」でスポーツトレーナーたちの管理をするようになって、自分の役割が明確になってきました。
その頃からか、頭の切り替えも、随分上手になりましたね。
同時に、トレーナーの後輩たちのことも良く見えるようになってきました。
今は、スポーツトレーナー志望のスタッフの面談から、帯同先への紹介、帯同実績の確認、それから経費や契約の管理をしています。
私の目標は、世界で戦う大会でアスリートの帯同をすることです。
それはずっと変わらない目標ではあるのですが、最近では、自分だけでなくこんなにいる後輩がやりたい夢が叶う環境にしたい、とも思うようになってきました。
私自身も、「KA・RA・DA Experts for sports」が、この会社の仕事として、事業として認められ会社に貢献できるよう、力を尽くしたいと思います。
トレーナーは信頼関係が大切ですが、それは日頃からの積み重ねでしかない
普段の仕事で大切にしていることは、相手(選手・スタッフ・お客様)の立場になるということですね。言われた側の立場を十分に考えること。
相手が選手であれば、練習に出たい・試合に出たいとか、レギュラーを外されたくないという気持ちで調子が悪いとか怪我を隠したくなるんですね。自分が競技をしてきたので、その気持ちは痛いほど分かります。そんな時、トレーナーとして言わなくてはいけないこともあります。
そこで信頼関係がないと、相手に共感してもらえないとか、同じ内容でも伝え方やニュアンスで受け入れてもらえないこともあります。
相手を尊重しているからこそお伝えしなきゃいけないこともある。日頃から相手の立場になって考えること、その積み重ねが信頼関係になるので、そこは心がけていますね。
また、自分自身の体調管理も大切です。
選手のケアや指導をすることも、試合や遠征に帯同することも体力が必要です。
多数いる選手のトレーニングメニューを検討したり、実際のトレーニング指導や怪我の応急処置、水分補給やテーピングなどに走り回りますし、フル稼働です。
そういう時に、トレーナーが体調不良というわけにはいかないので、休むときはちゃんと休めるように自分自身の体調管理もしっかりしていきたいと思います。
これからスポーツトレーナーを目指す後輩たちへ。カラダファクトリーの店舗経験がすべての基本です
これからトレーナーを目指す方たちへは、カラダファクトリーのお店の大切さを伝えたいです。お店でやっていることは全ての基本で、大事だと伝えたい。
スポーツトレーナーと言っても店舗経験が不足していてスポーツの現場だけしか知らないと、出来ないことが多い。
アスリートのトレーニングの方法やカラダのケアに関しては日々進化しています。常に勉強していく、素直に選手や監督の意見や、先輩のアドバイスに耳を傾けていけて知識のアップデートしていく努力も必要です。
そして、カラダファクトリーの店舗経験では、色々なお客様の人生経験に触れることができる。カラダの状態への対応能力や接客コミュニケーション能力も身につきます。サロンワーク(店舗を上手く運営する方法)や広い視野で周りを見る力は、トレーナーとしても武器になるし、絶対に役に立ちます。
修業期間、というか店舗での経験を積み重ねる期間を疎かにせず、目標に向かって頑張って欲しいですね。
―池田さん、ありがとうございました。
今回、インタビューの中で見られたのは、持ち前のひたむきな性格だけではなく、それでも迷いながら悩みながら、お客様や上司や同僚に支えられて成長してこられた姿。
そんな池田さんを取り巻くみなさんにもお話を伺いました。
池田さんはトレーナーのお手本。何でも真似したくなる存在です
FJGスポーツトレーナー古林洋介さん (カラダファクトリー ビーンズ武蔵浦和店所属)
2017年に新卒入社し、2019年からスポーツトレーナー活動をしています。最初は池田さんに付いて約2年間、こちらのSEISA OSAレイア湘南FCでアシスタントとして学ばせていただきました。最近ではメイントレーナーの1人として週に1回来ています。
もともと小学生から大学時代にサッカーを経験していて、スポーツトレーナー志望で入社しました。
池田さんは、私のサッカー経験を尊重してくれて、最初から相談しながら練習メニューなどは任せてくれていましたが、どうしてもプレイヤー(競技者)目線になりがちです。池田さんにはトレーナー目線を持つこと、ここを見るべき、という場所を教えてもらいました。
やはり難しかったのは、お店とは異なり、チームへの帯同となると人数が多いこと。お店では、お客様と1対1で接することができますが、ここでは30人などになります。1人でトレーニングメニューを見たりチームをまとめることもあるし、そしてケアもあります。相手は学生がほとんどですので、そのコミュニケーション方法などを学びました。
私がアシスタントからメイントレーナーになったこともあり、最近では、池田さんとは直接お会いする機会が減ってきましたが、いつもコミュニケーションを取らせていただいています。例えば、日々の帯同報告を通じて練習内容やケア方法を確認したり、合宿や試合スケジュールに合わせたトレーニング強度の管理、選手のコンディションについては個別に質問しています。
池田さんは、ケアだけでなくチーム全体のトレーニング、コンディションがみれて、コミュニケーションがとれるトレーナーのお手本。何でも真似したくなる存在です。
私は、今後もサッカーに限らずトレーナー活動をして行きたいですし、個人的にはいつか独立して、小規模のチームを全国大会レベルにもっていけるようなコーチ・トレーナーになりたいです。会社ののれん分け制度*もあるのでいつか地元に帰ってもトレーナーを続けたいですね。
- 「のれん分け制度」…一定条件を満たした従業員(整体師)を対象として 整体サロン「カラダファクトリー」オーナーとなる独立支援制度。
池田さんには、スポーツに携わり活躍する女性のロールモデルになって欲しい
SEISA OSAレイア湘南FC 金野可奈コーチ
初めてお会いしたのは、私がまだ中学生の時でした。
練習前のウォーミングアップでした。前任のトレーナーがチームを離れ、新しく来てくださったのが池田さんでした。当時はトレーナーと初めて関わりを持ち、スポーツの現場で働く女性の格好良さを感じました。
それからもう10年以上が経ちましたが、その間、一度もチームを離れず第一線で活躍する姿を見ていてとても尊敬しています。私は選手の時に命を守っていただいた経験もあります。感謝しきれないです。
池田さんはチームの一員として、コーチングスタッフとは違う立場で選手に関わってくださります。時には愛情のある厳しさで選手と関わっていただいている姿があり、チーム皆が信頼しています。
私が、選手からコーチングスタッフ側に来て、改めて池田さんの存在のありがたさを感じます。合宿や試合のすべてに対応してくれますし、私のことも支えてくれています。池田さんは代わりのいないチームメイトです。
池田さんとの関わり合いの中で、将来像としてトレーナーやスポーツ現場で働くことを夢見る選手がいます。
池田さんにはこれから先も、スポーツの世界で活躍するロールモデルであって欲しいと思いますし、スポーツ現場で活躍する人を輩出して欲しいと思います。
池田さん、いつも見守っていただいていてありがとうございますと伝えたいです
SEISA OSAレイア湘南FC 浅越千裕選手(社会人/GK)
左足の怪我ですが、今年4月試合中に転倒してしまって靭帯を痛めていました。その試合でも、池田さんがそばにいてくれて、すぐにバケツを用意してアイシングしてくれました。
小学6年生の頃からずっと近くにいてくれた存在です。最近はより会える頻度が増えてくれて嬉しいです。いつも選手のことを考えてくれています。
自分の夢は、動けるうちはサッカーを続けたい。このチームで上のリーグに行きたい。今年なでしこリーグに行けるチャンスが来たので自分の目標としてはしっかり成果を出すこと、チームにとって必要な存在でありたいです。
池田さんはトレーナーとしてだけでなく、自分と一緒に帰りながら話を聞いてくれて、本当にありがとうございますって伝えたいですね。
池田さんには、仕事の話やプライべートの話も聞いていただいています
SEISA OSAレイア湘南FC 塩野海風選手(社会人選手)
池田さんは練習でも試合でも「いてくれなきゃ困る」存在です。
一緒にいる時間が長いので、自分だけじゃ分からないコンディションを分かって教えてくれます。怪我の時、テーピングをしてくれたり、競技が出来る方法を一緒に考えてくれる。色んな話をして、コミュニケーションを取ってくれています。
私は普段、接客の仕事をしているのですが、仕事が終わり練習に来るとまず仕事の話をしたり、プライべートの話も聞いていただいています。私はこのチームを通じて、女子サッカーという競技を広めていけるよう働きかけていきたいと思っています。
SEISA OSAレイア湘南FC 柄澤俊介監督
カラダファクトリーさん、池田さんと古林さんには、基本週に3回の練習帯同と、公式戦でのサポートをお願いしています。10年以上の付き合いになりますし、いつもいてくれて本当に安心しています。チームの状況をよく把握してくれて、試合の前の強度を相談してくれたり、選手の体調管理やトレーニングメニューを一緒に考えてくれています。
カラダファクトリーのトレーナーさんがいてくれるのがあまりにも当たり前になっているのでもし練習の時にいなかったら、「あれ?(テーピング)巻いていないの?!今日はどうしたの」となってしまうと思います。
池田さんの良さは、ケアをしてくれるだけでなく、言う事をはっきりいってくれる、そういう人間性を持っているところですね。怪我の心配だけではなくその前後も見てくれる、選手にとってもいい勉強になっていると思います。いつもありがとうございます。
池田 香
長崎県出身。福岡リゾート&スポーツ専門学校スポーツトレーナー科(当時)卒業。NSCA認定パーソナルトレーナー、健康運動実践指導者、JATIトレーニング指導者などの資格を保有。
2009年4月新卒入社。カラダファクトリーオーロラモール東戸塚店に約6年半間所属。2010年1月よりスポーツトレーナー活動を開始。2016年2月トレーニングに特化したカラダボディマジック(当時)へ異動、2018年2月FJG本社セルケア本部へ異動、2021年1月より教育・ES部に所属(現任)。現在は自身もアスリートサポートで練習・遠征・大会に帯同するほか、アスリートやスポーツ団体へのケアを専門に活躍するFJGの「KA・RA・DA Experts for sports」でスタッフ管理やトレーナー研修を主催している。
SEISA OSAレイア湘南FC
「人と地域に愛されるクラブ」を理想に掲げ、「美しく勝つ」サッカーでなでしこリーグ昇格を目指して日々活動しています。下部組織の星槎国際湘南は、全日本高校選手権で優勝を経験しており、トップチーム在籍選手は全員が星槎国際湘南で全国大会に出場している選手です。http://rhea.seisa-shonanoisosc.jp/team/
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