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ダンスグループ[RHT]イベントに同行!ダンサー・振付師のASUPIさん×KAZtheFIREさんと、トレーナーの林玲衣さんにインタビュー

アスリートやスポーツ団体へのボディケア・トレーニングを専門に活躍する、スポーツトレーナー集団「KA・RA・DA Experts for sports」。その活動の中には、メンバーのみなさんの出演の前後や合間にボディメンテナンスをさせていただき、その日のパフォーマンスを最大限発揮していただく目的として、会場へ出向かせていただくことがあります。

今回のKA・RA・DA magでは、日本のトップダンスグループ「RIEHATA TOKYO(以下、RHT)」のCOMING OF AGE Rht. JAPAN TOURに同行し、ダンサー・振付師のASUPIさんと、KAZtheFIREさんにインタビューさせていただきました。 また、FJGトレーナーとして活躍する林玲衣さんにもお話を伺いました。

※インタビュー内容は、YouTube動画(https://youtu.be/CzDimTcCwBE)でもご覧いただけます。

今回のツアー名は“COMING OF AGE”というタイトル。私たちのRHTというダンスグループのメンバーが全員二十歳になったタイミングで、RHTの第2章を進んでいくという希望を込めています。

Q.今回のイベントの趣旨を教えてください

ASUPIさん

今回、私たちが所属するRHTというダンスグループがありまして、
小学生から一緒にいるので、もう12年くらいになります。
今回のツアー名は“COMING OF AGE”というタイトルで、東京と大阪を回っているんですけれども、
一番最年少のAkoとRhymeというメンバーがやっと今年20歳になりまして、
今から二十歳を超えて、RHTとしての第2章みたいな感じで進んでいくという希望も込めて“成人しました”というタイトルにしました。

ダンスに火が付いたきっかけは、あるイベントで、RIEさん(ダンサー・振付師のRiehataさん)のナンバー・作品を見たこと。” 俺がやりたいのはこれだ”と思って。

Q.ダンス競技を始めたきっかけはいつ頃ですか?

KAZtheFIREさん

元々は、自分はお姉ちゃんもお兄ちゃんもダンスやっていて、
お姉ちゃんの影響でダンスを始めて。
もともと嫌々でやっていたんですけど、小5の時、11歳のときにダンスを始めて。12歳ぐらいにダンスにはまってしまって。そうですね。そこから火がつきました。

オールドスクールって言って、ヒップホップの基礎というかダウンとかアップだったりとか、オールドスクールのベーシックなスタイルをやっていて。
あるイベントで、RIEさん(ダンサー・振付師のRiehataさん)のナンバーというか、作品を見たんですね。その時に“俺がやりたいのはこれだ”と思って。
全部(他の)ダンススクールを辞めてRIEさんの方に、ひとつに集中しようと思いました。
RIEさんのところに通い始めて、そこから火がついたって感じですね。

ASUPIさん

私は現在24歳ですが、7歳頃、小学1年生の頃に(ダンスを)始めまして。
姉の影響で最初は習い事程度に。
小学校で、同級生だった友達のお姉ちゃんの発表会を、
授業参観の時に、私の母が、チケットが余っているから発表会行ってこない?
みたいな感じで誘ってくれたらしくて。そのまま行って。それが、ここまで続けてしまいました(笑)。

ダンスの魅力は、“言葉がいらない”ということ。人種とか国境の壁を越えて、 身体の動きだけで言葉が伝えられるのは、すごく素敵だなと思う。

Q.ダンスの魅力はどんなところにありますか

ASUPIさん

そうですね。まず“言葉がいらない”というのと、
あとは、私は本当に音楽オタクっていうくらい音楽が好きで。
私の父が、ドラムをやっているという影響もあって、
踊るっていうよりは、もう音楽を“身体で鳴らす”という意識でいつもダンスを楽しむんですけど。
本当に言葉もいらないってことは、人種とか国境の壁を越えて、
身体の動きだけで言葉が伝えられるのは、すごく素敵だなと思う。
そこがダンスのいいところかなと思います。

トレーニングやケアをするようになって、めちゃくちゃ変わりましたね。 心も整うというか、準備万端になるというか。よしっと気合が入るので、今ではなくてはならない存在になってしまいました。

Q.カラダファクトリーで身体のケアを受ける前は何かケアをされていましたか

KAZtheFIREさん

もう何もしてなくて。身体のこととかも何も知らずにいて、ここの筋肉はこうだとかを聞いて、
身体のケアって大事なんだなって気付かされましたね。

Q.普段、どんなトレーニングやケアをされていますか

KAZtheFIREさん

基本は、最初にストレッチをやって、そこから筋トレ。
主に足腰の筋トレが多くて、バンドをつけるような(トレーニングをしたり)、腹筋や、瞬発系の筋トレとかもやりますね。走ってジャンプとか、瞬発系のトレーニングをして、最後、施術というか調整をしていただいて、練習するみたいな流れですね。

Q.カラダファクトリーのケア、トレーニングやケアをするようになって、変化はありましたか?

KAZtheFIREさん

もう、めちゃめちゃ変わりましたね。もう全然違って。
やっぱりもともと自分はケアとか何もしなかった人なので、
何も分からず、ただ、ただ、ダンスをやるだけだったんですけど、
それ(トレーニング・ケア)をやるようになって可動範囲だったり、大きく踊れるようになったりとかもしましたし、心も整うというか、準備万端になるというか。よしっと気合が入るので。
やっぱり、今はもう、なくてはならない存在というか、そんな存在になってしまいました。

カラダファクトリーのトレーナーさんに、ダンサーという職業に合った筋力というのを教えていただいて。それで、本当に身体が違うんですよ。身体が軽い。身体がキレキレになる。それを身体で感じています。

Q.カラダファクトリーのケア、トレーニングやケアをするようになって、変化はありましたか?

ASUPIさん

カラダファクトリーさんにお世話になって、プロのメニューとか、ダンサーという職業に合った筋力とか、ダンサーだからこそ使う筋肉とかっていうのを教えてくださって。
普通に生活している上で、使わない筋肉を、ダンサーは使うので。
私たちも、こんなところに筋肉あったんだとか。こんなところの筋肉をこれだけ鍛えたら、目にも見えるし。
本当に身体が違うんですよ。もう軽いっていうか。
筋肉って重いイメージがあったんですけど、本当に上手く鍛えれば、身体がキレキレになるというか、
それを身体で感じて。助かっています。

Q.カラダファクトリーのトレーナー初日はどのような印象でしたか?

ASUPIさん

私たちのリハーサルのスタジオに(トレーナーさんが)来てくださって。
最初は、「じゃあ(トレーニング・ケアを)やりますか」みたいな感じで、動きから一人ずつしていただいて、
そのケアはもうなんかもう寝ちゃうぐらい気持ちいいですよ。寝ちゃうぐらい気持ちよくて。
もう1時間、スパルタでもいろんなこと(トレーニング)をして(笑)。
その後に(ダンスの)リハーサルが長いので、その前半に(トレーニングの時間を)使っていただいて。
後半、4時間も5時間もぶっ通しで踊るんですけど、
それでも、本当に(トレーニングやケアが)ないのとあるのとでは、もう私たちの体が一番わかるから、本当にすごかったなって。あの初日のことは今でも覚えています。

KA・RA・DA Experts for sports(FJGスポーツトレーナー)インタビュー ダンスはスポーツでもあり、アートの一面もあります。一人ひとりの特性がある。 だからこそ、動きをしっかりみて、オーダーメイドのコンディショニングを意識しています。

Q.いつもトレーナー帯同する時に、気をつけていることがあれば教えてください。

林 玲衣トレーナー

ダンスって、すごく他のスポーツとはまた違い特殊です。
スポーツの一面もあるんですけど、アートの一面もあるので、ジャンルによっても身体の使い方は違いますし、一人一人のやっぱり特性があるので、同じ振りでも、動かし方体の使い方って、本当にみんなそれぞれ違うんですよね。
ですので、その個性を伸ばせるように、潰さないようにケアや、トレーニングっていうのをしなくてはいけないと思います。一人一人をしっかり見て、ここの動き悪いな、じゃあ、こういうトレーニングしなきゃいけないなと。
オーダーメイドのコンディショニングっていうのは、すごく意識していますね。

Q.帯同では、どんなトレーニングやケアをしていますか。

林 玲衣トレーナー

基本となる体幹トレーニングっていうのはみんなやりますが、
そこから、ただトレーニングができるようになっても、ダンスの動きに活かされないので、いかに不安定な状態でその力を発揮できるかとか、結構無理な体勢で踊ったりするので、バランス感覚を鍛えるトレーニングを入れたりだとかしています。
ただのトレーニングっていうよりは、踊っている中で、どれだけ適切に筋力が発揮できるかっていうものを、ピックアップして細かいメニューで組んで教えていますね。

Q.トレーナーを目指したきっかけを教えてください。

林 玲衣トレーナー

最初のきっかけは、中学生のときでした。
当時バスケットボール部に所属していて、たまたま全日本の大きな大会を生で見れる機会があったんですけど、その試合見た時に選手よりもトレーナーの方にすごい目が行って。
トレーナーの方がストレッチをしたりとか、アイシング(冷却の応急処置)をしたりとかっていうのをやっていて、何かいいなって思ったのがきっかけです。
そこからずっと、スポーツトレーナーになりたいなっていうのを思っていて。
体育大学に進学して、トレーナーの勉強をしました。

Q.就職活動でどうしてカラダファクトリー(ファクトリージャパングループ)を選んだのでしょうか。

林 玲衣トレーナー

就職活動する時に、またちょっと別軸でじっくり考えて、
今自分がもし目指しているトレーナーになる為には、何が足りないんだろうと考えました。
何を高めていったらいいんだろうというのを考えてたら、現場での経験というのが本当になくて。
勉強はしているけど、いざ現場にあまり出たことがないっていうのがありました。
そこを何とか埋めたいなっていうのが就職活動の時に一番感じたことです。
そういったものを軸に、就職の先を探していたのですが、そこで出会ったのがファクトリージャパングループ(カラダファクトリー)です。
まず一つは現場で使える技術を学べるっていうところが一番ですし、それにプラスで、トレーナーの帯同の現場はすごくたくさん当時からあったので、現場で経験も詰めて、技術も身に付けられるなら、もうこの会社しかないなと思って、入社を決めました。

目指すのは、「家族みたいなトレーナー」 身体のケアだけでなく、色んな事を話していただけるような、(選手の方が)この人がいれば大丈夫、という存在。

Q.どういうトレーナーを目指してますか。

林 玲衣トレーナー

家族みたいなトレーナーはいいなって思っていて。
身体のことだけじゃなくて、本当にいろんなことで繋がりを持ちたいなっていうのがあるので、最初は身体(のケア)から私たちの仕事が入ると思うんですけど、プライベートのことであったりとか、悩みごとであったり、嬉しかったこと、悲しかったこと。なんか全部こう、話せるような存在でありたいというか。
あ、この人いれば大丈夫だなって思ってもらえるような存在に、なりたいと思います。

Q.いつもRHTのダンサー皆さんを間近で見ていて、尊敬できる思うところはどこですか?

林 玲衣トレーナー

いっぱいあるんですけど。
RHTのメンバーは本当に特になんですが、一人一人の個性をすごく大事にしていて。
考え方だったり、好きな方が嫌いなものってみんな違うと思うんですけど、それをリスペクトしている。
絶対に否定しないし、リスペクトしてお互い認め合ってそれがすごく溢れているチーム。
そこにいると、すごく心がホッコリするというか、すごいみんなハッピーなんです。
たぶん、元々のメンタルもあり、すごくハッピーな気持ちでみんな迎えてくれるんですよね。
いつも、この現場に入るとウキウキしますし、自分も何かハッピーな気持ちになる。
本当に、そういうところはそういう空気感だったり、メンバー同士の愛とかっていうのがあって、
私自身も、すごく尊敬しているところですね。

カラダファクトリーさんと関わってきて、トレーナーの大事さっていうのをすごく思いました。トレーナーさんがいていいパフォーマンスができるっていう循環ができてないとアスリートは成り立たない。

Q.トレーナーになりたいという方に向けて、ダンサーを目指している方に向けて、 それぞれにメッセージをいただけますでしょうか。

KAZtheFIREさん

そうですね。ダンスと言わずスポーツをする人は増えていて、
これからもダンス人口も、もっともっと(学校の)必須科目になったりとかして増えていくし、
やっぱりアスリートの方がどんどんこれからも増えていくと思うので。
それに応じて、トレーナーさんもいないと多分アスリートさんは成り立たないと思う。


自分は、カラダファクトリーさんと関わってきて、トレーナーの大事さっていうのをすごい思ったし、
トレーナーさんがいて、いいパフォーマンスができるっていう本当にいい循環ができてないと
アスリートは成り立たないと思うので、もっといいトレーナーさんを生み出していただいて。
日本がもっともっと世界で活躍できたらいいなと思います。

トレーナーのみなさんのケアで癒しにもなるし、施術だけでなく心のメンテナンスも私はすごく助かっています。そういうところに目線がいくといいかなと思います。

ASUPIさん

ダンスは、楽しみながらでも身体にいつかボロは出ちゃうので、
それをトレーナーの方とか、自分の知識とかでリカバリーしながら。とにかく体に気をつけて。
ダンスを目指す方は、怪我だけはないように、自分の身体を知って、楽しんでほしいなと思います。

トレーナーを目指す方は、私、ケアを受けている時でも、何かバレるんですよね。
なんか体を触られると、やっぱり、ここ固いねとか、ここ昨日すごい使ったとか
何かそういうのが占いを受けているくらいバレちゃうから。
やっぱり人が人の身体を触ってケアするから、癒し効果もあるし、何かそれプラス会話があると私はすごい癒しの時間というか、それも総じて、自分の心と体のケアみたいな感じで。私には癒しの時間です。
そういうところ、施術だけじゃなくて、そういう心のメンテナンスも私はすごい助かっているので、
トレーナーを目指す方は、そういうところにも目線が向くと、凄い何かいいトレーナーさんというか、凄い上から見たいになっちゃうけど、私は、凄い癒されるなって思うトレーナーの方はそういう方です。ですので、そうすると (そういうトレーナーを目指すと) いいかなと思います。

本当に何かトレーナーさんからの一言って、やる気も出るし、火を付けてくれるというか、やる気が出る。いつもモチベーションキープしてくださるから、助かっています。 ありがとうございます。これからもお願いします。

Q.帯同トレーナーに向けて、メッセージをお願いします。

KAZtheFIREさん

本当にありがとうございます。
自分が今までDリーグ(ダンスリーグ)だったりとか、過酷な練習でもケガしなかったので、多分ケガしなかったりとか不具合がなかったっていうのは、カラダファクトリーさんのおかげなので、本当に感謝しています。
これからもお願いしますという気持ちでいっぱいです。

ASUPIさん

いつもありがとうございます。
施術の時は、マッサージみたいな感じで癒されるし、その後に、きついですけど、スパルタの時間(トレーニング)もあって。何か本当にアメとムチみたいな感じですが。
本当に、トレーナーさんからの一言って、やる気も出るし、何か逆に自分が出来てないことに対しては火を付けてくれる。
しかも、何でこの今トレーニングをしているかっていう目標もしっかり提示してくださるので、ここが鍛えられればこの動きが踊りやすくなるよとか、私達のダンスを見てアドバイスしてくれるんですよ。
あのステップでとか、あの動きで腰が下がってないのはここが筋肉足りてないからとか。
だからもう何か凄いな、みたいな。本当に占いのようなので。
私はいつも本当にお世話になっていますし、自分のモチベーションを保つ上でも、やっぱり身体が動かないとダンスのパフォーマンスが落ちて、それを見て自分がへこむので。
ダンスが上手いだけじゃ長続きしないところかなと思うので、本当に私は助かっています。
いつもモチベーションキープしてくださるから、いつも助かっています。ありがとうございます。

メンバーのお二人のコメントをいただき、本当に嬉しいです。 必要であればどこへでも私たちは駆けつけるつもりです。 一緒にこれからも頑張っていきたいなと思っています。

Q.お二人のコメントを受けて、どう感じましたか。

林 玲衣トレーナー

嬉しいですね。何か、そういう言葉をもらおうと思ってやっているわけではないですし、本当にステージに立った時に、100%、120%の力を発揮できるように、何とかしてあげたいっていう気持ちで。
私たちも身体を一生懸命、見させていただいているので、そこに対してそんなに思ってくれていたんだっていうのを、改めて聞かせいただいて感じて、本当に嬉しいですね。

今は日本だけじゃなくて、世界にも飛び立っているメンバーの皆さんが、たくさんいらっしゃると思うので、おのおのの活動もあり、RHTの活動もずっと応援していますし、必要であればどこへでも私たちは駆けつけるつもりではいるので、一緒にこれからも頑張っていきたいなって思っています。

KA・RA・DAチャンネル(YouTube)

RIEHATATOKYO Inc.

ダンサーアーティスト・コレオグラファー(振付師)のRIEHATA氏が 代表をつとめるダンスグループ RIEHATATOKYOはダンスを通じて人々をHAPPYにすること、 ダンサーの地位を向上することを目的に設立。 メンバーの活躍は日本国内のみならず世界から高い評価を得ている。

Instagram  YouTube

林玲衣 FJGスポーツトレーナー

2017年4月、FJGに新卒入社。
カラダファクトリー京急上大岡店に配属後、2018年12月より「KA・RA・DA Experts for sports」に所属しスポーツトレーナーとして活動を開始。
2019年2月カラダファクトリー上大岡西店に配属、副店長昇格(現任)。

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