【座談会企画】カラダファクトリー新入社員から、トップ整体師でもある専務取締役に質問。新人整体師の心得とは
今回のKA・RA・DA magは特別企画として、カラダファクトリー新入社員が専務取締役を囲む座談会の様子をご紹介いたします。
参加者は、昨年2022年春に新入社員として株式会社ファクトリージャパングループ(以下FJG)に入社いただいた、5名の新入社員のみなさんと、プロ野球選手というアスリート経験を経て、整体師という仕事を選んだ専務取締役の太田敦士さんです。
新入社員のみなさんは入社して1年未満ということもあり、日頃はなかなか聞くに聞けない質問もあると思いますが、この機会を得られるならとたくさんの質問を用意していただきました。
その様子をレポートいたします。
- インタビュー内容は、YouTube動画(https://youtu.be/YSBcSKuiGJ0)でもご覧いただけます。
- アスリート経験を経て、整体師という仕事に生きる。プロ領域を牽引する太田敦士さんが大切にしている想い KA・RA・DA mag記事はこちらhttps://karadamag.com/article/635
進行は、FJGで教育部に所属する篠原良友さん。普段は、社員の相談役として話を聞くことやアドバイスを行う立場です。
今回は緊張する新入社員に、時々笑いを挟みながらも、せっかくの専務との話をする機会なので、思い残すことなく発揮できるように、司会者としてフォローし、約60分の会は、終始和んだ雰囲気で行われました。
Q.太田専務は入社1年目とか2年目のときにはどういった努力とか意識で日々過ごされていましたか?
―新人のときってやれることも少ないし、経験も少ないので、やはりお客様に一生懸命、施術をさせていただくのは当たり前の話です。
ただ、一生懸命、施術をさせていただいた結果だったとしても、本当にご満足いただけたのかというのがとても不安になります。
ですから、必ずお客様に対しての振り返り、もっと良い施術をさせていただくために出来たことがあるのではないかというのを、必ず1日1日、振り返りをしていました。
それこそ「もっと、出来たことがあるんじゃないか」と思った時は、自分で調べたりもそうですし、先輩にも聞いて、「このようなお身体の状態だったのですけれど、何か他に出来ることはなかったですか」と確認したりしていました。
そして、アプローチできることがあれば、すぐ教えて欲しいという風に、お願いしました。
やはり、とにかく自分の今の1日の振り返りをしながら、一日1つでもいいと前に進む努力というのをしていましたね。
Q.今までたくさんのお客様と接してこられたと思うのですが、 お客様との中で印象的だったエピソードなどはありますか。
―
実際、多数のお客様を見させていただいた中で、
(西日本から関東に)異動するときにはたくさんお言葉を頂きました。
それこそ、感謝の言葉であったり、泣いていただいたことも。
「関東に異動が決まりました」とお伝えした時に、いきなり泣いてしまわれて。
お客様から感動するようなお言葉をいただいたことについては、とても印象に残っています。それこそ、お手紙をいただいたりしました。
自分のやってきたことというのは、これだけ感謝されているんだなというのを感じましたし、非常に印象に残っています。
Q.勤務している店舗を異動することに対して、メリット・デメリットはありますか。
―そうですね。あると思います。
まずデメリットとしてはそこで配属していた店舗での「縁」というものが離れる可能性があるというところ。
メリットとしては新しい「ご縁」をいただけること。
お客様との出会いもそうですし、あとは異動した先の先輩であったり新しい「ご縁」を頂くというのは、非常にメリットかなと思います。
Q.若手社員に向けたメッセージをお願いします。
―実際よく言われると思いますが、「近頃の若いものは」とか言われるでしょう。
でも、これは私が20歳ぐらいの時も、そう言われていました。
昔はこうだったんだ、と言われることですね。
ただこれは、私は「時代」のせいにはしたくなくて、若手の中でも非常にやる気のある、そして前向きな人っていっぱいいると思うのですね。
その中で、会社というのは人の集合体になりますから、やはり「若手の成長」というのがイコール「会社の成長」につながると思うんですよね。
ですから、皆さんのような若手が、どういうことを会社に対して担っているのかということを自覚していただいて、自分の成長がそれこそ会社の今後の成長につながるんだ、という思いを持って取り組んでいただきたいなと思います。
Q.これから会社が目指していることは何ですか。
― そうですね。最強の(整体サロン)チェーンにしたいなと思っています。
もちろん(店舗数の)拡大はしていきたいんですけれども、拡大する上で、今お話したようなこの(会社の)あり方っていうのが薄れるのがすごく嫌だなと。
やはり我々のビジネスって、お客様からお金をいただいて、それ以上のご満足をいただけることが売上利益になっていくわけですけども、これが「言われたこと、教えられたことをただ流れのようにやるというのではなく、一人のお客様に対して真摯に、一生懸命向き合う。拡大する上で、大切なことです。そこを踏まえて、最強のチェーンにしたいなと思います。
今回は、座談会というカラダマグとして特別なコミュニケーションを企画しました。ぜひ第二弾をやりましょうという声もあり、とても貴重な会になりました。
若手社員の成長=会社の成長ということもあり、新入社員の意欲や、ひとりひとりの悩みに耳を傾け、フォローしていける機会は重要です。
今後もKA・RA・DA magでは、日頃なかなか実施できない座談会なども企画し実施していきたいと思います。
今回、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
KA・RA・DAチャンネル(YouTube)
太田 敦士
篠原 良友
風戸 七海
外山 悠太
豊田 はるの
星 玲也
真船 美空
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