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【KA·RA·DAインドネシア】日本式ホスピタリティを学ぶ“ジャパンツアー”を実施

 2024年10月、インドネシアから6名の幹部スタッフが訪日し、「ジャパンツアー」が実施されました。

 カラダファクトリーの海外展開は、現在5つの国と地域に42店舗展開(2024年10月現在)しており、インドネシアでは2013年に開業し現在7店舗を展開しています。

 ツアーの目的は、日本発のブランド「KA·RA·DA」にある歴史や、日本独自の「ホスピタリティ」文化を体感いただくこと。また、カラダインドネシア社から選抜された勤続年数を重ねたベテラン幹部スタッフへの感謝・還元という側面もあります。

 メンバーは全員、初めての訪日ということもあり、空港に到着後しばらくは緊張の面持ちでしたが、日本のトレーニングセンターを訪れ「整体師」同士で対話し始めると、整体師として伝えたい・学びたいという意欲が高いため、言語の壁を越えて、A.P.バランス(R)を通じたコミュニケーションが生まれました。整体は国境を越えて分かり合える技術であり、コミュニケーションだと実感しました。

 今回のKA·RA·DA magは、KA·RA·DAインドネシアスタッフのジャパンツアーの様子と、今後の海外展開の展望をお届けします。

~カラダインドネシア取締役からの手紙~

(写真:FJG本社表敬訪問の様子)

 このジャパンツアーに先立ち、KARADA Indonesia(インドネシアのKA·RA·DA事業)取締役であるFitsgerrald Thio氏より心のこもった手紙を持参いただき、表敬訪問において代表スタッフが読み上げました。

「我々の訪問を快く受け入れてくださいまして、心から感謝しています。
 今回のジャパンツアーチームが将来の訪日チームにとってのパイオニアとなり、メンバーが日本で多くのことを学び、インドネシアのカラダファクトリーを東南アジアで最高の整体サロンにしていきたいと思います。」

 また、カラダインドネシアが大切にしている言葉は、『DARI HATI/SEPENUH HATI』(心の/心から)というもので、今回の訪日のために作成したお揃いのTシャツやジャンパーなどすべてにロゴとして入っていること。今では多くのスタッフが会社と仕事を大事にしてくれており、「心から」お客様に接しているということも明かしてくださいました。

 Fitsgerrald Thio氏が、人を大事にし、スタッフとともに、KA·RA·DA ブランド、技術、ホスピタリティを心から大事にしていることが伝わり、本社スタッフもうれしい時間となりました。

みなさんのインドネシア代表としての強い自覚と意欲を感じています(教育部 二塚さん)

今回、インドネシアチームの研修に同席した、人材支援本部 教育部の二塚冬尉さんは

「私は今年8月にインドネシア訪問をし、整体技術の試験官として一緒に6日間過ごしていますので今回のジャパンツアーにも同席することとなりました。
 今回の訪日では特に、みなさんインドネシアの代表という自覚を強く持っており、技術者としても、日本に来て学んだことを持って帰りたいという熱意をとても感じています。
 今日の研修では、私と一緒に技術チェックを受けていただきましたが、我々と同じ教育担当(トレーナー)という立場なので、言葉の壁を越えて様々なフィードバックをしていただき、私自身とても刺激を受けました。」と話してくれました。

インドネシアから訪日した6名に日本の印象やこれからの抱負を伺いました。

勤続10年で初めての訪日。ずっと来たかったので、今回夢が叶いました。(Mall of Indonesia店 店長Zulkifliさん)

「日本での研修はとても楽しく取り組んでおり、たくさん新しいことを勉強しています。インドネシアでは高い技術と思っていましたが、日本ではベーシックなことだということも分かりました。
 研修内容に関しては、インドネシアで行っている内容はほぼ一緒ですが、日本では笑顔の「ほほえみ」について細かいところまで気づき指導しているところが違うと感じました。
 また、実際の店舗を視察しましたが、施術の前でも後でも優しく暖かくおもてなしをしていました。 
 今回、在籍10年で初めて訪日しましたが、日本の本社を訪問し、役員たちとも会うことが出来て、KA·RA·DA 事業について意見交換が出来ました。インドネシアのカラダファクトリーに25歳で入社し、長年の夢であった訪日が、今回叶ったのでとても印象深いことです。
 帰国してからも、日本での経験をすべて、技術・コミュニケーション・ホスピタリティ、文化も含めてすべて伝えて「最高」のサービスを提供していきたいと思います。」

やりがいは、ご来店いただいたお客様からの声が嬉しいこと。(教育担当トレーナー Divia Shelaさん)

「2019年に入社で入社5年目になります。2022年からトレーナーとして働いています。
 この仕事を選んだ理由ですが、インドネシアでは、高校のとき必修の英語の他に第二外国語(日本語・中国語・アラビア語)を勉強するのですが、母校が日本語を教えてくれる学校だったため日本語を勉強していました。就職する際、日本に関係がある企業を探しており、そこで人を助ける仕事であること、日本の技術ということに惹かれて入社を決めました。
 今回の訪日では、特に文化と高い技術について勉強になりました。日本では、とても明るく挨拶をしていますね。それから技術力も非常に高いです。
 インドネシアでもKA·RA·DAの店では、お客さまが、軽い気持ちでご来店いただいて、施術を受けたあとにスッキリして驚いてくださるところ、感謝の声をいただけるのがやりがいで、日々の嬉しい瞬間です」

日本のみなさんは、家族のように優しく迎えてくれました。(セラピスト・スーパーバイザー/Imron Yusufさん)

 日本の第一印象は、街がきれいだということです(笑)。それから、日本に来る前は、どんな人たちがいるのだろうかと緊張していましたが、日本のKA·RA·DAのみなさんが会社の理念にあるように“家族”のように優しく接してくれて嬉しい驚きでした。
 前職では、工場で車を作る仕事をしてきたのですが、同僚の紹介でカラダインドネシアの設立があると誘っていただいて入社しました。最初は多数の研修や技術試験があり、合格に向けてものすごく努力して、指は痛くなるし精神的にも参ったりしたのですが、それだけ努力をしたからこそ、続けて一人前にならないともったいないと思いましたね。
 でも、続けてこられた一番の理由は、この会社の「家族」という言葉です。上司と部下という関係より深いつながりがあるのはとても大きい理由でした。
 また、このKA·RA·DAのサロンでは外国人と接する機会が多いこともあり、英語を勉強する機会もいただきながら、普段会えないような様々な国や立場のお客様と接する機会があることは楽しく、とてもラッキーなことだと思っています。」

インドネシアでは日本語でスピリッツなど理念を覚え、創業ストーリーから教えています。(ヘッドトレーナー/Whenty Ertalian Butarbutarさん)

「インドネシアでは、あいさつ5大用語、7つの精神、5つの誓いなど、カラダ事業の理念は入社後すぐに日本語で覚えます。もちろん意味や背景も含めて教えることで日本の文化を知る機会にもなるからです。
 例えば、カラダファクトリーの創業者がどこへ行っても体の不調が治らずつらい思いをしたこと、マンションの一室から創業したこと、A.P.バランス(R)とは何かというところから教えています。また、お客様には家族のように大切に接すること、こちらから笑顔で接することでお客様にも笑顔になっていただくこと、そのように伝えています。
 今回実際に日本に来てみて感じたのは、日本は文化の面でとてもきめ細かい、そして規律正しくてより多くのことに気づいて見ていると思いました。インドネシアでも他の研修員に伝えていきたいと思います。
 私自身、数年前にママになりました。娘には日本語を勉強してもらい、いつかまた、娘と一緒に日本を訪れたいと思います。」

日本のアニメや漫画が大好き。日本語を使える仕事を探していてこの仕事に出会いました。(トレーナー/Astin Alinda Bionita Rehulinaさん)

「もともと日本のアニメや漫画が大好き。高校と大学で日本語を学び、日本語を使える仕事を探していてこの会社に出会いました。
 入社してから、この仕事には素晴らしいところがたくさんあると気づきました。それは、「家族」という考え方です。それから、お客様の反応も含めて一番良いと思うのは「人を助けられる仕事」だということです。施術を受けたお客様が、全然違いますね!や、身体が楽になった!という言葉は今もとても嬉しいですね。
 日本での経験や勉強の中で印象深かったことは、本社やトレーニングセンターで歓迎していただけたこと。新しい家族が出来たような喜びがありました。技術に関することだけでなく、研修所での学習システムについても教わりました。たとえば、研修生に教える方法や研修スケジュール管理などです。そして最も重要だったことは、若い研修生に教えるときの誠実さと忍耐について教えていただいたことでした。努力を尽くして施術をしたり教えている様子を見て、みなさんの心に触れた気がしました
 いつか日本のKA·RA·DAスタッフが、インドネシアに来ることもあるかもしれません。そのとき私は他の仲間たちといっしょに彼らを暖かく歓迎したいと思います。私たちみんなが同じ精神でKA·RA·DAを発展させていきたいと思います。」

「心から」多くのお客様に貢献できるようこれからも力を尽くしたいと思います。(人事・法務担当 Angel Victoriaさん)

「日本のカラダファクトリーや本社では、私たちを暖かく迎えていただきました。日本の本社を訪問できたこと、文化面や運営面まで多くのことを学ばせていただいたこと、素晴らしい機会をいただいて感謝しています。
 また、日本の整体師たちの熱意のある「家族」の精神や、整体師の仕事に対する愛を感じました。これから私も多くのお客様に貢献するという事業の使命を自覚し、「心から」奉仕し、日本のように整った教育システムなどを構築したいと思っています。」

「A.P.バランス(R)は共通言語」オペレーション戦略部 安齋さん

 今回、ジャパンツアーの技術研修に同席したFJG経営管理本部オペレーション戦略部部長の安齋佑一さんは、
「整体師出身で、これまでサロン営業部と教育を担当している期間が長いのですが、海外の方向けの対応はしたことがなかったので主に言葉の面を心配しておりました。
 しかし実際インドネシアメンバーと話してみると、そんなに問題はなかったです。「A.P.バランス(R)」は共通言語だと改めて実感しました。これからも自信をもって海外展開の推進と、私もその一端を担っていきたいと思います。」と熱のこもったコメントを寄せてくれました。

「今後もインドネシアの架け橋に」通訳 平出さん

 通訳を務めたのは、FJG経営管理本部経営企画部マネージャーの平出良太さんです。
「前職時代からインドネシア語を勉強し留学した経験がありまして、今回インドネシアメンバーのジャパンツアーにて通訳を務めることになりました。
 私自身、語学を生かして働きたいと当社に入社し、サロンの現場で整体師として経験を積んだ後本社に異動してきました。そのためこのツアー期間を振り返るととても感慨深い思いです。
 インドネシアのKA·RA·DA事業は現在とても好調に推移しています。その理由のひとつとして私が強く感じたのは、インドネシアのスタッフのみなさんは日本のおもてなし精神を高いレベルで理解いただいている点が挙げられると思います。技術者としての学ぶ意欲が非常に高いことに加え、誰もが「ホスピタリティ」や企業理念などの価値観を理解し行動していること、それは大変な強みであり今後に期待が持てるところです。
 また、カラダ事業を運営するうえで、国や言語は異なってもお客様への想いは同様です。通訳をしていた中で、スタッフ同士に共通の悩みややりがいがあり、分かりあえた瞬間はとても感動的でした。今後も、日本とインドネシアのカラダ事業の架け橋となっていきたいと思います。」とその志を新たにしていました。

「今後のインドネシアの展開にご期待ください」インドネシア駐在員 尾形さん

 今回のツアーに帯同した、海外事業本部でインドネシア駐在員の尾形祐信さんは
「インドネシアには130名を超えるスタッフがおり、今回の6名はその中から選抜された非常に優秀な幹部メンバーです。本当に貪欲に学び吸収しようとしてくれていることを感じ、こちらも熱が入りました。見るもの聞くものすべてに興味をもち驚いたり感動したりされていました。
 このあとインドネシアでは2024年秋に1店舗、来年2025年年始に1店舗の開業を予定しており今後も拡大していく方向です。私も一助となれるよう育成に携わりカラダ事業に尽くしていきたいと思います。今後の展開にご期待ください。」と発言してくれました。

FJGは、今後もインドネシアチームと連携を強固にし、店舗展開を拡大していく予定です。

■ジャパンツアー概要
・主催:株式会社ファクトリージャパングループ/株式会社カラダインドネシア
・実施期間:2024年10月6日~16日
・参加人数:7名
・訪問場所:FJG本社(東京都千代田区)、横浜トレーニングセンター、東京トレーニングセンター、カラダファクトリー・カラダストレッチ各店(東戸塚店、横浜ジョイナス店、北千住マルイ店、プレミアム銀座店、他)
・視察メンバー:7名(トレーナー3名・店長2名・オフィススタッフ1名・アテンド1名)
 Whenty Ertalian Butarbutar(研修担当 ヘッドトレーナー)
 Astin Alinda Bionita Rehulina(研修担当 トレーナー)
 Divia Shela(研修担当 トレーナー)
 Imron Yusuf(セラピスト・スーパーバイザー)
 Zulkifli(セラピスト・KA·RA·DA Mall of Indonesia店店長)
 Angel Victoria(オフィス 人事・法務担当)
 尾形祐信(株式会社ファクトリージャパングループ 海外事業本部 インドネシア駐在)


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■カラダインドネシア 

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