カラダファクトリー「匠の技コンテスト」殿堂入りMVP受賞、現在は教育・ES部マネージ ャー町村勇樹さん
今回のKA・RA・DA magは、カラダファミリーブランドの技術コンテスト「匠の技コンテスト」でMVP受賞されて殿堂入りを果たされた経験を持つ、現教育・ES部マネージャー 町村勇樹さんにインタビュー。
当社ファクトリージャパングループが、初めて新卒入社の大型採用をスタートさせた2008年に新卒入社。もともとは、専門学校でスポーツトレーナーを目指していたという町村さん。
カラダファクトリーに配属され、整体師として決意を新たにしたキッカケ、継続できた上司との絆ストーリーを伺いました。
町村さんは、整体師として、店長として、カラダファミリーブランドの技術コンテスト「匠の技コンテスト」で複数回にわたり施術家トップMVP賞を受賞し、「殿堂入り」を果たされました。
その後、営業部でエリア店舗を統括する支部長を経て、現在は2019年7月より教育・ES部マネージャーとなり新入社員の研修担当や、既存スタッフのランクアップ技術研修などに携わっています。
当社に入社が決まっていた同級生に誘われ、当社のスタッフ募集に応募することに。
実は、整体師というよりスポーツトレーナーを目指して入社しました。
鹿児島県の与論島出身です。大阪リゾート&スポーツ学校でトレーニング・テーピング技術、運動生理学などを勉強して、卒業後に2008年4月に入社しました。
小学4年生のころから約11年間サッカー(ディフェンス)をしており競技指導者を志していましたが、なかなか入社が決まらず、漠然とスポーツに関わる仕事がしたい、関東に行こうと思っていました。
たまたま、専門学校の同級生で当社に入社が決まっていた友人に誘われ、当社を受けてみることに。実は、最初は整体師というよりスポーツトレーナーを目指して入社したんです。
(写真:学生時代、サッカーに夢中で取り組んでいたころ)
「全身がつらい」というお客様に対し、習ったことを必死に施術しました。
そのお客様が帰り際、「つらさが消えました」「魔法使いみたい」と言っていただけたとき、整体師でやっていこう、と強く決意しました。
初めてやりがいを感じたときのことですが、最初はスポーツトレーナー志望でした。そこから、整体師でやっていこう!と思ったポイント(地点)についてお話したいと思います。
研修期間を終えて、カラダファクトリー横浜ベイクオーターに配属され、ご新規のお客様の施術をしたのですが、「全身がつらい」、最初にご記入いただくお客様シートで、つらい箇所の“マル〇”が沢山ついているという方。
とにかくカラダがつらい、吐き気、めまい、病院に行っても異常はないと言われ、薬を飲んでいるが全身とてもつらい、とのことで旦那さんの紹介で来られた方でした。
私は20代前半。とにかく研修で習ったことを誠心誠意、精一杯施術をしました。本当に必死で、それしか出来ないと思いました。
そのお客様に施術後、「痛みが消えました…」「魔法使いみたいですね」と言っていただけました。
その時、この職業ってすごい!と思いました。自分としては習ったことを必死にやっただけ。そういう時にお客様からこのような反応がいただけた、そのことに感動しました。そこから、この技術を極めたいと思うようになりました。店長になろう、技術でトップを目指そうと思うようになりました。そのお客様は今も通っていただいているようです。
何度もプレッシャーで辞めたいという気持ちが頭をよぎったことはありますが、本気で辞めようとしたことはありません。
中尾実先生との出会いで、同期の中でも、上下でも強い横のつながりが出来たことは間違いないですね。部署が変わっても気にかけてもらい、ここまで続けて来ることが出来ました。
人生の転換点は、新入社員の頃、今の上司である中尾実部長と出会ったときだと思いますね。
2008年入社は、当社が初めて新卒大型採用を行った年でした。
100名以上いたスタッフをいくつかの チームに分かれていたのですが、今思うとその中で、ある程度勢いのあるチームメンバー、目立った私たちをまとめたかったのかもしれません。
新卒入社で、最初は目を付けられている(笑)のかもしれないと思っていましたが、違いました。色んな話をして下さって、いろんなことを聞いて下さって、いろんな理由で(同期を)集めて下さいました。
最初はほとんど会話がなくて、第一印象は厳しそうな先生というものでしたが、そうではなくて、後から聞いたら、中尾実先生も私たちの教育係になるにあたり色々大変な時期で、覚悟があったみたいなんですね。
(中尾さんの記事はこちら)
そのあと、研修が始まってからも、本当にいつも気にかけていただいたいて、同期もそうですが、たくさん構っていただきましたね。とても感謝しています。
普段の仕事で大切にしていること。
整体師は、「人」に関わる仕事です。研修生のみなさんがどういう表情をしているか、教育部のスタッフがどうやって関与しているか、相手に対する興味・関心がないとできません。日々人に感謝しながら相手に対する興味・関心を持ち続けることを大切にしています。
この仕事は「人」が全てです。普段の仕事の中で大切にしていることは、
①人対人なので、人を見ること
②人に感謝すること
この2つを心がけています。
研修生のみなさんがどういう表情をしているか、教育部のスタッフがどうやって関与しているか、相手に対する興味・関心がないとできません。
まだまだ不足している部分なので意識していることですね。また、「変化に気づく」ことも大切です。困っていそうじゃないかなということも相手に興味がなければ気付けません。
人に感謝するということは、お客様に対してもそうですし、研修生に対してもそうです。入社して、研修に来ていただけないと私たちは仕事になりません。
人のつながりがあるから、みんなが「いてくれること」に感謝です。
会社に対しても同じで、この間、テレビを観ていたのですが、コロナ禍で会社(職場)を失うという方もいるそうです。会社が今もあること、当たり前だと思ってはいけないと思います。
いろいろな会社がありますが、そのテレビ番組では10年続く会社は3%、20年続く会社は0.0…%?と言われていました。これは過去のデータなので、今コロナ禍では経済環境が悪化した数字になるかもしれませんよね。
当社は、創業20周年、すごいことだなと思います。働ける場所があることに感謝。このことをずっと当たり前だと思わないということは大切だと思います。
いずれはサロン運営・営業(マネジメント)に戻りたいと思っています。教育の仕事の経験を活かして、結果を残せる人物になりたいです。
今後目指すことは、私は今、教育部に在籍していますが、部下(後輩)が組織で上がってもらうためには、上司である中尾実先生(教育・ES部長)にも席を譲っていただいて(笑)もっと上がってもらわないといけないですから、中尾実先生を持ち上げていけるようにしたいです。
あと、いずれはサロン運営・営業(マネジメント)に戻りたいと思っています。
教育の経験を活かして結果を残せる人物になりたいですね。
将来的には、実家(鹿児島県与論島)に戻ってゆっくりしたい。50歳になったら帰ろう、それまでは頑張ろう!と思ってやっています。
個人的に今興味があることはダイエット。今年入ってからは筋トレをしたり、歩くようになりました。最終的には、長男ですし、実家(鹿児島県与論島)に帰ってのんびりしたいですね。50歳になったら帰ろう、それまでは頑張ろう!と思っています(笑)
「カラダファクトリー」は、自分にとって、
社会人においての出発点です。
「カラダファクトリー」は、私にとって社会人においての出発点です。
これまでの人生でいいこともあり、もちろんつらいこともありましたが、この会社選んでなかったらどうなっていたか、この会社を選んでよかった、と思います。まだ通過点ですが、カラダファクトリーに入社したことは出発点だったなと思います。
整体師という職業を選んだら、
技術が仕事なので、自分自身を極めて欲しい
座右の銘は、サッカーをやっていたときのチームスローガンです。
「今やらずして何事やる」ですね。常にチャレンジしていきたいと思います。
整体師を志し、入社して間もないスタッフに対しては、
技術職なので極めようと思ったら出来るし、ここで「まぁいっか」と思ったら成長は止まります。
この「整体師」という職業を選んだら、「技術」が仕事なので、自分自身を極めて欲しいと思います。
成長したいと思う人、誰かのために頑張りたい、相手を思う気持ちがあるタイプの方は向いていると思いますし、是非チャレンジして欲しいと思います。
お客様に施術をして喜んでいただけるというのは本当に喜びです。
改めて、そういう想いややりがいを、新人スタッフにも感じさせてあげたいなと思いました。
■レジェンド施術会について※
お客様向けに行われた20周年ご愛顧キャンペーンで、先日「レジェンド施術会」にご参加いただきましたが、お客様より今回のレジェンド施術についてコメントを頂きました。
【お客様コメント】
「とてもよかったです。男性だったのでもっとガツガツ動きのある施術をイメージしていましたが、ちょうどいい強さの力加減でした。さすがレジェンドって感じでした。終わった後ホントに身体が軽いです。」
(町村さん)
―お客様に施術をして喜んでいただけるというのは本当に喜びです。
改めてそういう想い、やりがいを新人スタッフにも感じさせてあげたいなと思いました。
お客様が気持ちよかった、ありがとう、と言っていただけるレベル、質まで教えてあげる、それが私の教育担当としての大切な仕事です。
※2020年に行われた20周年ご愛顧キャンペーンでの施術イベント
町村 勇樹
2008年4月新卒で株式会社ファクトリージャパングループ入社。
カラダファクトリー川崎店・本厚木店などの複数店舗店長経験を経て、ファクトリージャパングループが開催する全社技術コンテスト「匠の技コンテスト」にて複数回にわたり施術家トップMVPを受賞し、「殿堂入り」となる。その後、営業部支部長を経て、2019年7月より教育・ES部マネージャー(現任)。 新入社員の研修担当や、既存スタッフのランクアップ技術研修などに携わっている。
写真 / 株式会社トイロデザイン
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